腕時計のデザインも選んで変更可能
日本語非対応なのが残念なところ
Pebble Watchは、本来の腕時計としての機能も充実している。ユーザーはスマートフォン上の「My Pebble」の「Watch Apps」から気に入った腕時計の表示イメージをワイヤレス通信でPebble Watchに転送・導入できる。
Pebble Watchに導入された複数の腕時計UIアプリは本体右側の上下のボタンを押すことで、いつでも好きな表現形の腕時計に切り替えることが可能だ。
現在は、約10種類くらいのユニークな腕時計の文字盤デザインが公開されているが、Pebble Watchは、開発者用にSDKも用意しているので、Pebble Watchプロジェクトがこのまま上手く進めば、より多くのユニークな腕時計デザインが登場するかもしれない。
Pebble Watchに内蔵されている3軸の加速度センサーなどを活用したアプリなども期待できそうだ。
電子ペーパーを利用することで野外での視認性は抜群のPebble Watchだが、現時点での一番の問題点は、表示対応言語が英語のみであるということだろう。
音声着信のCaller IDも、Eメールの着信も、シングルバイト文字である「英字」は問題なく表示されるが、漢字は「□」(トウフ)として物理的に表示され、文字としての判別は不可能だ。
センスや目指す方向性が素晴らしい
筆者は実際に約2週間ほどPebble Watchを使用してみて、腕時計としてのセンスや目指している方向性には素晴らしいモノを感じている。
動作の安定性や確実性も、先行する国内勢のBluetooth Watchよりも優れているだろう。早々に当初のプラン通り、ブラック以外のカラーモデルの出荷と、次期製品では2バイト文字対応が望まれるだろう。
もし本当にウワサ通りKickstarterで10億円近くのファンドを集めたのであるなら、現状は残念ながら少し寂しいと言わざるを得ないだろう。
今回の衝動買い
アイテム:Pebble Watch ジェット・ブラック(黒)
価格:米国内でPebble Watchから150ドルで購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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