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【au夏スマホ】HTC One J&Xperia ULの2台が魅力的! 第7回

【フォトレポ】au夏モデル全機種をネチっと触った

2013年05月21日 21時54分更新

文● ヤシマノブユキ

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auの夏スマホをぜ~んぶ触った!

 auスマホ2013年夏モデルはAndroidスマホのみ4機種。全機種2300mAh以上の大容量バッテリーを搭載し、URBANO以外はクアッドコアCPU、HTC J One以外は有効1300万画素以上の背面カメラを搭載するなど、全体的にハイスペックだ。OSはAQUOS PHONE SERIEとURBANOが最新のAndroid 4.2である。注目機種を写真とともに見ていこう。

※内容は記事執筆時のものです。

台湾の雄、HTCが放つハイエンド
「HTC J One HTL22」

 これまで、HTC Jシリーズのカラバリは3種類あり、赤の人気が高かった。が、今回はメタルの質感がかっこいいホワイトメタルとブラックメタル、2色での展開となる。au夏モデルで唯一、防水と防塵に非対応である。

 側面と背面はすべてメタル素材が使われており、高級感がある。HTC独自の加工技術で継ぎ目の少ないボディーを実現し、背面は弧を描くようにラウンドしたデザインで、しっくりと手になじむ。残念ながらストラップ穴は見当たらないので、ストラップは取り付けられない。

 スマホとしては珍しく、前面上部と下部にアンプ内蔵ステレオスピーカー「Boom Sound」を搭載する。上部スピーカーが左の音、下部スピーカーが右の音に固定されている。スマホのスピーカーはシャリシャリとした耳障りな音という印象が強いが、HTC J Oneは大音量でも音が割れにくく、ドラムスの低音もしっかり再現していた。

 また、旧モデルと同様、Beats Electronics製の高品質システム「Beats Audio」に対応する。「HTC J butterfly」で付属品から外されたヘッドフォンも、HTC J Oneには付属する。ただし、Beats Electronics製ではなく、HTC製オリジナル品。今回は展示されなかったが、ヘッドフォンの色は本体色に合わせ、白または黒のものが付属するという。

Beats Audioはヘッドフォンだけでなく、本体スピーカーで音楽を聴く場合にも有効である。なおBeats Audioは、標準の音楽プレイヤーとLISMO Playerアプリでは有効だが、ワンセグとFMラジオでは機能しなかった

背面パネルの取り外し方がユニークと言うか楽チン。側面の専用スイッチをスライドさせると簡単に取り外せる。なおmicroSDカードとSIMカードは当然抜き差しできるが、バッテリーは着脱できないタイプなので注意しよう

背面カメラは有効400万画素と少々残念なスペック。しかし、個々の画素サイズが大きいぶん、より多くの光を取り込め、しかも裏面照射型CMOSセンサー搭載なので「単に画素が低いだけのカメラのようなノイズ感はない」(説明員)。ちなみに「Zoe」というモードで撮影すると、撮影1秒前から3秒後までの写真が撮れ、あとで編集しやすくなる

「Zoe」で撮影したあとの楽しみ方が充実しているのもポイント

いい表情の顔写真のみを組み合わせ、集合写真のベストショットを簡単に作成できる「スマイル・リタッチ」。不要な映り込みを個別に削除できる「オブジェクト消去」などが便利だ。サードパーティー製アプリをインストールしなくても、ここまでできるのはとてもお手軽

 動いている被写体を時間順に1枚の写真におさめ、動く様子を分かりやすく表現できる「連続写真」や、スマホ内の写真と動画を30秒のショートムービーにしてくれる「ビデオハイライト」が楽しい。ビデオハイライトは6種類のテーマの中から好きなものを選択するだけで視覚効果や選曲などを自動で行ない、かっこよく再生してくれる。

 ホーム画面のうち1枚が「BlinkFeed」という画面で、SNSなどさまざまな情報を表示できる。BlinkFeedに表示できる情報はTwitter/Facebook/ニュース/カレンダー/写真/auスマートパス。情報は自動的に更新され、タップすれば対応アプリで閲覧できる。BlinkFeedを左右になぞると通常のホーム画面を閲覧できる。

「ビデオハイライト」で自分だけのイメージビデオが作れる

これが「BlinkFeed」。多くの情報を一度に得ることができる

 別売りのユニークな周辺機器が充実しているのもHTC J Oneの特徴だ。Bluetooth子機「HTC J One Mini」(9800円)でできることは、電話やSMSの着信/短縮ダイアルへの発信/定型メッセージ(SMS)の送信/カメラや音楽再生、プレゼンテーションのリモコン操作/アラームを鳴らし、近くにあるHTC J Oneや本子機を探し出す/カレンダーの閲覧、と多岐に渡る。

容量6000mAhのモバイルバッテリー「HTC Battery Bar」(9000円)。上部ボタンを押すと4段階の目盛りで残量が分かる

「ポータブルフルセグチューナー」(仮称。価格は未定)。ソフトB-CASではなくミニB-CASカードが入るタイプ。あくまでも本体のアンテナでフルセグの電波を受信するタイプであり、同軸ケーブルを差し込む端子はなかった

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