ネットジャパンは5月21日、「CrossOver Mac 12」の国内ダウンロード販売を開始した。
「CrossOver Mac」は米CodeWeaversが開発した、Mac上でWindowsアプリケーションの動作を可能にする仮想化ソフトウェア。
CrossOver Mac 12では、「ホームページ・ビルダー17」「一太郎 2013 玄」「Jw cad」などこれまで対応していなかったアプリケーションの起動が可能になった。
また、新ドライバー「Mac Driver」を試験的に組み込んでいるという。これは、MacのグラフィックAPIを直接操作できるようにするドライバーだ。これまでの「X Window System」を使った仕組みと比べ、Windowsアプリケ—ションがMacアプリケーションのような速度で動作するという。
本バージョンでは、X WindowsシステムとMac Driverの両方をドライバーとして採用するかたちだ。将来的には、ドライバーを全てMac Driverに置きかえていく予定だという。
稼動条件はMac OS X 10.6以降。Intel製CPU搭載Macのみの対応となる。価格は5880円。パッケージ販売はない。