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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第42回

2画面スマホなど個性派のスピードはどんなもの?

2013年05月20日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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相変わらず4Gで繋がると速いソフトバンクが
最速で20Mbps、平均でも12Mbps

 通信速度のチェックは「BNRスピードテスト画像読込み版」を使い、横浜駅前、東京駅ホーム、浦安駅前で上下それぞれ3回計測する。今回のテスト日は5月のゴールデンウィーク明け、平日の15~17時だ。

 歴代最速はソフトバンクのSTREAM 201HW。SoftBank 4G(AXGP)のサービス始まった頃の測定で、このときは下り53.23Mbpsを記録した。場所、回線の混雑、時間帯などで大きく変わるが、最近のテストでも20~30Mbps程度とかなり高速だ。

  Optimus G Pro MEDIAS W HONEY BEE
横浜駅(下り/上り) 9.82Mbps/3.4Mbps 10.64Mbps/2.52Mbps 20.01Mbps7.17Mbps
東京駅(下り/上り) 4.6Mbps/1.06Mbps 5.29Mbps/1.33Mbps 15.78Mbps6.61Mbps
浦安駅(下り/上り) 8.27Mbps/2.6Mbps 7.55Mbps/2.09Mbps 13.51Mbps5.81Mbps
全計測の平均
(下り/上り)
6.35Mbps/1.55Mbps 6.69Mbps/1.65Mbps 12.94Mbps5.5Mbps

 ユーザー数の少なさで有利と予想された、SoftBank 4Gに対応するHONYE BEEが最速で20.01Mbpsとさすがの結果。平均でも下り12.94Mbpsとなった。上りの速度も5Mbpsを超える。3か所とも、SoftBank 4Gのアンテナは4本中4本表示。常に最高の環境だったと言えるだろう。

繋がる場所では相変わらず高速なSoftBank 4G

 ドコモの2機種はソフトバンクに見劣りするが、MEDIAS Wが横浜駅で10Mbpsを超えている。Optimus G Proは惜しくも9.82Mbps。平均では下り6Mbps台。相変わらず東京駅が鬼門で、通信速度が著しく落ちるが、0Mbps台が並ぶことは無かった。

 アンテナの表示を見ると、微妙に違いがありOptimus G Proは横浜、浦安両駅でLTEが4本中4本表示、東京駅ではLTEが4本中2本表示。MEDIAS Wは横浜駅で4本中2~3本、東京駅で1~3本、浦安駅で3本と、一度も最高の表示にはならなかった。

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