このページの本文へ

独自UIや冷却機構を持つ「MEDIAS X」を写真で見る

2013年05月19日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

CPUの熱暴走をヒートパイプで抑える!
「MEDIAS X N-06E」

 NECカシオのMEDIASシリーズといえば、女性をターゲットにしたものが多かったが、春モデルの「MEDIAS W」は明らかにガジェット男子向けだった。夏モデルとして発表された「MEDIAS X N-06E」はピンクのカラバリや丸みをおびたデザイン、イルミネーションなどなど、女性向け路線に戻ったかのように思われるが、ガジェット男子にも受けそうな要素が詰まった端末になっている。

 MEDIAS Xは、4.7型(720×1280ドット)の有機ELディスプレーを採用する。解像度はフルHDではないが、有機ELの発色の良さで非常に画面は美しい。スペックは1.7GHz動作のクアッドコアCPU、2GBのメモリー、32GBの内蔵ストレージなど夏モデルのトレンドを抑えており、外見はラウンドデザインやオーロライルミネーションなど見栄えもいい。

 しかし、ほかの端末にはない唯一の特徴が「ヒートパイプ」を使ったCPUの冷却機構だ。どうしても高クロックのCPUを使っていると、本体が熱をもってしまい、排熱機構をもたないスマホは熱が内にこもってしまい、場合によっては機能が停止してしまうこともあった。しかし、このMEDIAS Xはヒートパイプを使うことで熱を拡散させてCPU、ひいてはスマホ内部で放熱するのである。

 UIはフィーチャーフォンユーザーに考慮した「docomo シンプル UI」が採用されているが、NECカシオ独自のUI「LIFE UX」も使うことができる。

 それでは写真とともにMEDIAS Xを見ていこう。

ラウンドフォルムは手によくなじむ。幅も67mmと女性でも持ちやすいだろう

防水防塵にも対応し、イヤホンジャックはキャップレス防水だ

サイドにはボリュームキーと電源キーなどがある

このホーム画面はdocomoシンプルUI。ホーム画面によく使う機能を配置することでフィーチャーフォンライクに使うことができる

1310万画素のカメラは、一瞬で起動から撮影までできる「瞬撮カメラ」機能を搭載

通話は「ハイパークリアボイス」「クリアスピーチ」「スローボイス」といった音質向上機能で快適に使える

バッテリーは2300mAh。ご覧のとおり取り外すことができる

「MEDIAS X N-06E」の主なスペック
メーカー NECカシオモバイルコミュニケーションズ
ディスプレー 4.7型有機EL
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 約67×138×8.5mm
重量 約136g
CPU Snapdragon APQ8064T 1.7GHz
(クアッドコア)
内蔵メモリー(RAM) 2GB
内蔵ストレージ(ROM) 32GB
外部メモリー microSDXC(最大64GB)
OS Android 4.2
Xi ○(下り100Mbps)
Xi対応周波数 2GHz/1.5GHz/800MHz
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
テザリング
カメラ画素数 リア:約1310万画素CMOS/イン:約130万画素CMOS
バッテリー容量 2300mAh
FeliCa ○(+NFC)
ワンセグ
NOTTV
赤外線
防水/防塵 ○/○
Qi ×
miniUIM
連続待受時間(3G/LTE) 約550時間/約450時間
連続通話時間(3G) 約580分
カラバリ Pink/White
発売時期 6月下旬

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン