オイシックスと三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹HDS)は5月14日、宅配事業の相互連携を行うと発表した。
三越伊勢丹HDSは子会社である三越伊勢丹通信販売が運営する会員制食品宅配サービス「三越伊勢丹エムアイデリ」を、グループ内で食品事業を行う三越伊勢丹フードサービスに事業移管。その上で10月を目途に「三越伊勢丹エムアイデリ」がオイシックスの宅配システム、物流センターを活用する。また今後、両社でプロジェクトチームをつくり、宅配事業以外にも提携可能性について検討していく。
今回、宅配事業での提携を行うことで、三越伊勢丹フードサービスはオイシックスの宅配システムや物流センターの活用に加え、オイシックス独自の開発商品の導入を通じ、三越伊勢丹エムアイデリの事業拡大を目指す。
オイシックスは、物流センターの受託による売上と利益の確保や、商品の共通化による流通総額の拡大により成長スピードを加速させる。