JVCケンウッドから、デジカメのようなビデオカメラ「GC-P100」が発表された。5月下旬発売予定で、予想実売価格は13万円前後。
撮影した動画から静止画を切り出してもキレイ、というコンセプトのGC-P100。最大で36Mbpsの1080/60p撮影が可能で、動画から最大で9枚の連続写真を切り出すことが可能。動画の任意の部分を指定し、切り出すフレームの間隔を指定するだけで静止画が保存される。また、9枚を1枚にまとめたインデックス画像の作成も可能だ。
ハイスピード撮影ができるのも本機の特徴。最大で秒間600コマ(320×176ドット)の高速撮影が可能で、この設定も側面のダイヤルを回すだけなので手軽かつ迅速に行なえる。
逆に、数秒間に1回の割合で撮影するタイムラプス機能も搭載。定点観測動画の作成が可能だ。
光学10倍のズームレンズを採用し、F1.2の明るさで撮影することが可能。29.5mmの広角撮影も可能だ。さらに本機は任意のズーム位置を記憶しておくことが可能で、一度広角端や望遠端までズームした後、前のズーム位置に自動で戻すことができる。
撮像素子は1276万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用。センサーシフト式の光学手ブレ補正も装備する。
なお、同社は2011年によく似たコンセプトの「GC-PX1」というカメラをリリースしているが、GC-P100はその後継機というわけではない。