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エントリーだけど超多機能! ミラーレス一眼「LUMIX GF6」

2013年05月03日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 パナソニックのミラーレス一眼エントリーモデル「LUMIX GF」シリーズの新機種「GF6」が先月末に発売となった。マイクロフォーサーズ採用の最新機種となる。

 2011年に発売された「GF3」から前モデルの「GF5」へ進化したときには、中身中心で外観の変化は少なく、正直言って新鮮味がなかったが、今回は外観も大幅に変化している。

丸っこいシルエットがより直線っぽいデザインに
男子にも似合う高級感のある外観

丸みがなくなり、スッキリしたデザイン。従来のGFシリーズは女子カメラ的なイメージが強かったが、GF6は性別問わず高級感のある感じになった

丸みがなくなり、スッキリしたデザイン。従来のGFシリーズは女子カメラ的なイメージが強かったが、GF6は性別問わず高級感のある感じになった

 ストロボを収納している盛り上がった中央上部やグリップ部分のデザインは従来機に近い感じだが、全体的に曲線の多かったイメージから直線が多くなり、シャープな印象が強くなった。

 本体サイズは幅111.2×奥行38.4×高さ64.8mmで、GF5の幅107.7×奥行36.8×高さ66.6mmから若干低くなったものの、一回り大きくなっている。重量はバッテリーとメモリーカード込みで約323gとなっており、GF5の約267gより大幅に増えた。また同じミラーレス一眼LUMIXのミドルクラスモデル「GX1」と比較しても、サイズは小さいが重量(約318g)は重い。

上面にはモードダイヤルが備わった。チルト液晶のせいで厚みが増してしまっているのが残念。グリップ部分の造形は小さくなったが持ちやすさに変わりはない

上面にはモードダイヤルが備わった。チルト液晶のせいで厚みが増してしまっているのが残念。グリップ部分の造形は小さくなったが持ちやすさに変わりはない

上面にはモードダイヤルが復活。初代「GF1」以来だ。モードダイヤルはあっても「iA」ボタンでいつでも「インテリジェントオート」に切り替えできるのは便利。シャッターボタンにはレバーが備わり、電動ズーム装着時にはズーム操作が行なえるほか、露出補正やプログラムオート時のシフト機能に使える

上面にはモードダイヤルが復活。初代「GF1」以来だ。モードダイヤルはあっても「iA」ボタンでいつでも「インテリジェントオート」に切り替えできるのは便利。シャッターボタンにはレバーが備わり、電動ズーム装着時にはズーム操作が行なえるほか、露出補正やプログラムオート時のシフト機能に使える

背面液晶は3型(約104万画素)。もちろんタッチ操作が可能。液晶の解像度が上がったことで視認性も高くなった

背面液晶は3型(約104万画素)。もちろんタッチ操作が可能。液晶の解像度が上がったことで視認性も高くなった

バッテリーは「DMW-BLG10」で撮影可能枚数は330~340枚。GF5との互換性はない。見た目はGX1のバッテリーに似ているが、こちらも型番は違う

バッテリーは「DMW-BLG10」で撮影可能枚数は330~340枚。GF5との互換性はない。見た目はGX1のバッテリーに似ているが、こちらも型番は違う

 インターフェースは従来モデルを踏襲。タッチ方式を採用するLUMIXシリーズに共通する操作感なので、同シリーズを使ったことのある人ならば問題はないだろう。

写真は「LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6II ASPH. / MEGA O.I.S.」と「LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 ASPH./POWER O.I.S.」のダブルズームキット。量販店では8万3000円前後で販売されている

写真は「LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6II ASPH. / MEGA O.I.S.」と「LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 ASPH./POWER O.I.S.」のダブルズームキット。量販店では8万3000円前後で販売されている

 ボディカラーはホワイト、ブラック、レッドの3色から選べる。ブラックボディーには黒いレンズが、ホワイトとレッドのボディーにはシルバーのレンズが付属する。

 上記のダブルズームキットのほかに、電動ズーム採用の「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.」が付属する電動ズームキットが7万8000円前後。ボディーのみが5万5000円前後で販売されている。

 発売されたばかりなのでまだ値段は高めだが、最近のミラーレス一眼の中ではかなり低い価格設定と言っていいだろう。

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