このページの本文へ

「デザイナーのためのiPhoneアプリUI/UX設計」本日発売

2013年05月07日 11時00分更新

文●Web Professional編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 iPhoneアプリのUI/UX設計からIllustratorを使ったUIパーツの作成、Xcodeでの組み込み、App Storeでの販売までを紹介した書籍デザイナーのためのiPhoneアプリUI/UX設計(大橋 学・段 霞・野澤紘子・堀内孝彦・真鍋和久 共著)が5月7日、アスキー・メディアワークスから発売されました。Amazon.co.jpほかネット書店、大型書店で購入できます。

イラレで作るiPhoneアプリUIの実践的ガイドブック

Image from Amazon.co.jp
デザイナーのためのiPhoneアプリUI/UX設計 (WEB PROFESSIONAL)

「iPhoneアプリのインターフェースデザインの依頼が来たのだが、どこから手を付けていいのかわからない」「スマホのUIパーツはどうやって作る?」――。iPhoneの爆発的な普及によってiPhoneアプリの需要が高まっています。これに伴い、グラフィックデザイナーがiPhoneアプリのデザイン制作を受注するケースや、WebデザイナーがiPhoneアプリを開発しそのデザインも制作するというケースが増えています。本書はそのようなデザイナーに向けたiPhoneアプリ制作の指南書です。iPhoneアプリのサンプルプログラムを基にUIデザインの考え方や制作方法を詳細に解説。iPhoneアプリのデザインワークフローが実践的に学べる内容になっています。

 iPhoneアプリの特徴はUIデザインのクオリティーの高さ。その秘密はアップルが提示する「iOSヒューマンインターフェースガイドライン」にあります。本書の導入部では、ヒューマンインターフェースガイドラインを基にUI/UXデザインの基本概念を紹介。標準で付属するいくつかの主要アプリを取りあげ、iPhoneアプリにおけるUI/UXデザインのポイントを見ていきます。

Adobe IllustratorによるUIパーツ制作のノウハウや、UIパーツをスライスして書き出す方法などを実践的に紹介しています

 また、架空のアプリ受注案件を設定し、UI/UXデザイン制作の具体的な手法を開発ワークフローに沿って実践的に解説しました。IllustratorによるUIパーツ制作の技法を詳細に紹介した章は、これからスマホのUIデザインを始める方に役立つでしょう(サンプルデザインおよびサンプルプログラムも用意)。さらに、Retinaディスプレイ用画像の作り方や、制作したUIパーツをXcodeで実装するためにスライスして書き出す方法も説明。XcodeによるiPhoneアプリ制作環境の構築から、UIパーツの実装、iPhoneでの検証、App Storeへの申請方法までがトータルにマスターできます。

デザイナーのためのiPhoneアプリUI/UX設計


大橋学・段霞・野澤紘子・堀内孝彦・真鍋和久 共著

  • 定価:2,730円(本体2,600円)
  • 発売日:2013年5月7日
  • 形態:B5変形(224ページ)
  • ISBN:978-4-04-886325-4
  • 発行:アスキー・メディアワークス
  • 発売:角川グループパブリッシング

目次

第1章:UXデザインの概念とプロセスを知る
[1-1] 満足感を生み出すルールとは?
[1-2] 「簡単に使える」と「楽しく使える」の違い
[1-3] 「ユーザーのために作る」アプリ開発
[1-4] iOS標準アプリからUIデザインを学ぼう
[1-5] iOS標準のUIパーツだけでもデザインできる
[1-6] さらに上を目指すには
第2章:割り勘計算アプリでUI・UXデザインを実践
[2-1] アイデアを企画に変えるワークフロー
[2-2] 企画をアプリの「要件」に落とし込む
[2-3] 「アプリを使う楽しさ」を設計するには?
[2-4] アプリのラフスケッチを書こう!
[2-5] IllustratorでUIを描くには?
[2-6] アイコンを作ってホーム画面で目立とう!
[2-7] 初回起動でユーザーをワクワクさせよう!
[コラム]同じプログラムでもビジュアルによって印象が変わる
[コラム]質感表現に欠かせない「光沢」を使いこなそう
[コラム]高評価を獲得しているアプリからUXのアプローチを学ぼう
[コラム]UX改善施策を行い、エクスペリエンスを高めよう
第3章:スライドゲームに独自のUXをデザイン
[3-1] デザインを変えればアプリの印象も変わる
[3-2] 何ができるプログラムなのかを把握しよう
[3-3] 「くじ付きパズルゲーム」の企画を確認
[3-4] 「楽しさ」を追加するためのノウハウ
[3-5] Illustratorで既存アプリのUIを描き直す
第4章:UIデザインの環境構築からUIパーツの書き出しまで
[4-1] iPhoneアプリ制作のためのIllustrator環境
[4-2] Illustratorで効率的にアプリを制作するには?
[4-3] Xcode用にパーツを切り出すときのノウハウ
[4-4] Retina用画像もIllustratorなら簡単に作れる
[コラム]SVGで高解像度化に対応しよう
第5章:iPhoneアプリの開発環境構築からApp Store公開まで
[5-1] iPhoneアプリを開発するための準備
[5-2] Xcodeの基本的な使い方
[5-3] UIパーツをXcodeに登録するには?
[5-4] UIパーツで画面を設計するには?
[5-5] Xcodeで背景画像を張り付けるには?
[5-6] アイコンと起動画面を登録するには?
[5-7] ナビゲーションバーをカスタマイズするには?
[5-8] 標準UIパーツをカスタマイズするには?
[5-9] 本当に使いやすいか、実機で検証しよう!
[5-10] 開発中のアプリを実機にインストールするには?
[5-11] App Storeに申請するための準備
[5-12] App Storeでの公開手続き
[付録]iPhoneアプリにSVG画像を使ってみよう

Web Professionalトップへ

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています