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行楽地でも困らない? なくした、壊した スマホトラブル解決法 第2回

スマホ&iPhoneをなくした場合の10の疑問

2013年05月01日 12時00分更新

文● 正田拓也

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Q5:旅先でスマホがないと不便。現地調達は可能?

A:可能。保証サービスに入っていれば7000~8000円程度で交換

紛失の場合はSIMカードの再発行が必要になる

紛失の場合は最低限、SIMカードの再発行が必要になる

 旅先でスマホ紛失という事態になっていても、ドコモの「ケータイ補償お届けサービス」、auの「安心ケータイサポートプラス」に入っていれば交換用のスマホが2日以内に届けられる。発送先はドコモ、auともに国内であれば、旅館・ホテルでも帰省先の実家の住所でも指定できる。

 それらの保証サービスに入っていない場合や、届くまで待っていられないというのなら、現地のキャリアショップでSIMカードの再発行とスマホの再購入も一応は可能だ。

 SIMカードの再発行手数料(1995~2100円)がプラスされるほかは、通常の機種変更と手続きや購入方法は同じ。手続きには代金のほか、身分証明書などが必要になる。ドコモの場合はネットワーク暗証番号を言えれば大丈夫なことも多い。バッグごと紛失して、身分証もないという場合でもなんとかなりそうだ。

 ただし、スマホを分割払いで購入する場合は、厳格な身分確認が必要となり、ドコモでも暗証番号だけでは処理ができない。免許証など身分証明書はできる限り用意しておきたい。

 キャリアショップではSIMカード再発行の依頼だけも可能なので、以前使っていた機種など自分でスマホが用意できる場合が最安となる。また、ソフトバンクは「あんしん保証パック」の加入者向けに、紛失した機種と同一機種または指定機種を割安で提供するサービスも行なっている。価格は機種により異なり、その価格次第だが利用を検討してもいいかもしれない。

Q6:補償サービスと新規購入、どっちがお得?

安く済むのは補償サービスだが……

補償サービスを受けるには遺失届の番号が必要。「スマホをなくした」とショップの窓口に駆け込んでも、手続きの途中で警察に遺失届を提出しに行くことになるケースも

補償サービスを受けるには遺失届の番号が必要。「スマホをなくした」とショップの窓口に駆け込んでも、手続きの途中で警察に遺失届を提出しに行くことになるケースも

 補償サービスと新規購入はどっちがいいかというのはケースバイケースだが、補償サービスの場合は負担金の5250円(1回目)とSIMカードの再発行手数料、トータルで7000~8000円程度の出費で済む。ただし、手続きの前に警察への遺失届の提出が必須で、その受理番号を用意する必要があるなど手間がかかる。

 新規購入の場合はもっと高額になるが、必ずしも旧スマホを探す必要がなく(遺失届の提出などが不要)、返却も不要(詳しくはQ10参照)。つまり、手間は少ない。

 なくしたスマホを1年以内に買い替えようと思っていたという場合は、わざわざ7000~8000円の追加負担をするより新規購入してしまったほうが、むしろお得かもしれない。

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