ARROWS X、AQUOS PHONE Xx、STREAM XというXのついた強力春モデル3機種をチェックしているスマホ定点観測。今回はカメラ機能を比較する。スペックを見れば3機種ともカメラが高性能なのは分かるが、各メーカーとも一番のウリというほどプッシュしているわけではない。果たしてその実力のほどは?
好勝負が期待できそうな3機種
これまでの結果は、前々回(関連記事)はスペック面でARROWS X、料金でSTREAM Xがリード。前回(関連記事)はAQUOS PHONE Xxがスピード勝負で勝ち、3機種とも譲らずという展開だ。
まずはカメラの主なスペック、機能を確認してみよう。
ARROWS X | AQUOS PHONE Xx | STREAM X | |
---|---|---|---|
カメラ画素数 |
1630万画素CMOS (裏面照射型) |
1630万画素CMOS (裏面照射型) |
1300万画素CMOS (裏面照射積層型) |
インカメラ |
130万画素CMOS (裏面照射型) |
120万画素CMOS (裏面照射型) |
130万画素CMOS |
動画撮影サイズ | フルHD | フルHD | フルHD |
動画撮影中に静止画保存 | ○ | ○ | × |
高速起動 | ○ | ○ | ○ |
高速撮影 | ○ | ○ | ○ |
手ブレ補正 | ○ | ○ | ○ |
顔認識 | ○ | ○ | ○ |
シーン設定数 | なし | 11 | 12 |
連写機能 | ○ | ○ | ○ |
さすが各社の最強クラスのスペックを誇るだけあって、表を見るだけでも豪華なのがわかる。
ARROWS XとAQUOS PHONE Xxは16.3メガの高画素カメラ。インカメラも裏面照射型CMOSセンサー。STREAM Xは画素数だけなら2機種に劣るが、それでも13メガで、注目の裏面照射積層型CMOSセンサーを搭載。これは実際に撮影した写真でどう違いが出るのか楽しみだ。
高速起動/高速撮影(短い撮影間隔)も、実際に試してみると3機種とも○が普通に付く。気になるのはARROWS Xの「シーン設定数なし」だが、これは前サイクルのARROWS A同様(関連記事)、初心者でも分かりやすいカメラUIになっているため。シーンは自動で設定されるので、マニュアルでは設定できない。これはスペック表的には不利だが、実際に使う場合はシンプルで便利だ。必ずしも悪い評価にはならない。
STREAM Xが動画撮影中の静止画撮影に対応していないものの、3機種ともスペックだけなら満足できるだろう。
では実際に使ってみてはどうだろうか。
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