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ミクさんも魅せます! “日本発の世界一”を集めた「THE世界一展」

2013年04月26日 18時00分更新

文● 大河原克行

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「THE世界一展」のテーマは「魅せますニッポンの技と人」

 2013年4月26日にオープンした、大阪・梅田のグランフロント大阪の中核施設「ナレッジキャピタル」。ここで、ナレッジキャピタル開業記念イベント「THE世界一展」が開催中だ。開催期間は、2013年4月26日〜9月1日まで。

2013年9月1日までグランフロント大阪で開催されるTHE世界一展

 THE世界一展は、「魅せますニッポンの技と人」をテーマに、技術、製品、プロジェクトなど、日本が世界に誇る「知」の数々を、日本各地から集めて展示。ナレッジキャピタルと基本協定を結んでいる東京・お台場の日本科学未来館の企画協力により、175以上の製品などが展示されている。

THE世界一展は、ナレッジキャピタル地下1階のEVENT Lab.で開催

「ようこそ、世界一の国へ」

 会場はテーマごとにゾーン分けがされており、「ようこそ、世界一の国へ」ゾーンでは、世界一高いブロンズ製人型建造物、世界一大きなタイヤといった、日本発の世界一を展示。「源=みなもと 〜古代から受け継がれる、日本の心と技〜」ゾーンでは、伊勢神宮の式年遷宮を紹介しながら、世界に誇る日本独自の精神、知恵、文化、創造性と持続性の源を紹介している。

日本が世界一の大きさを誇るものを壁に描かれた絵を使って紹介

日本が置かれた国際的なポジションを示す。自動車産業が圧倒的に大きいことが分かる

伊勢神宮での式年遷宮を紹介。その際に使われる道具を展示。日本の歴史をつなぐ道具とする

江戸時代に大量に作られた無尽灯。空気銃の原理を使ったという

「日本を変えた、世界を変えたイノベーション」

 「日本を変えた、世界を変えたイノベーション」ゾーンでは、明治以降の近代化、戦後の高度成長期などを支えたプロダクトなどを展示。パナソニックの創業者である松下幸之助氏が開発した「二股ソケット」や、シャープの創業者である早川徳次氏が開発した「シャープペンシル」も展示されている。また、「発見!世界一ライフ」ゾーンでは、身のまわりにある世界一アイテムを紹介。最先端素材「炭素繊維」や、日本の年賀状づくりを劇的に変えたセイコーエプソンのインクジェットプリンタなどが展示されている。さらに、「潜入!世界一ファクトリー」では、難度の高い技術や、品質によって支えられている日本のものづくりを紹介。これを「世界一のものづくり」として、代表的な技術や製品を展示している。

早川式繰出鉛筆と呼ばれた早川兄弟商会金属製作所(現シャープ)のシャープペンシル。1945年に発売された

松下電気器具製作所(現パナソニック)の大ヒット製品「二股ソケット」。亀の子タワシ、地下足袋とともに大正時代の三大便利品といわれた

セイコーエプソンのインクジェットプリンタ「EP-805A」。マイクロピエゾ方式を使用した最新モデル

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