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基本機能の強化、サードパーティアプリとの連携

ポリコム、大規模会議システムやHDカメラなどを発売

2013年04月25日 08時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ポリコムジャパンは4月24日、大規模会議室向け会議システムや、マイク搭載カメラをはじめとする新製品およびアクセサリー4製品の国内販売を開始した。

 販売が開始されたのは、ビデオ会議システム「Polycom RealPresence Group 700」、ステレオマイク搭載HDカメラ「Polycom EagleEye Acoustic」、多機能電話「Polycom VVX 600 ビジネス メディア フォン」およびVVX 600 ビジネス メディア フォン用カメラ「Polycom VVX カメラ」、USB音声会議システム「Polycom SoundStation Connect」だ。新製品それぞれの概要は以下の通り。

Polycom RealPresence Group 700

同社の会議システム「Polycom RealPresence Group」シリーズの新製品。映像処理技術「Lost Packet Recovery」とHDMI端子が追加され、企業の会議室や大学講堂での使用に最適なビデオ会議システムに仕上がっているという。

最大で1080p/60fpsの映像に対応し、1080p/60fps映像と1080p/30fps映像の同時表示も可能とする。また、内蔵多地点接続機能により SD画質で最大8拠点(自局含)、HD画質で最大4拠点間の多地点通話ができるという。タブレットからのワイヤレス接続で操作する「Polycom SmartPairing」にも対応する。


Polycom EagleEye Acoustic
ステレオマイク内蔵小型HDカメラ。撮像素子には1/2.7インチのCMOSセンサーを採用し、最大1080p/30fpsの映像に対応した。オートフォーカス機能、2倍ズーム機能のほか、ビデオミュートなど充実のカメラ機能を搭載。また、「Polycom HDCI」インターフェースを備え、ビデオ会議システムと直接接続可能だ。小規模な会議室での利用に適しているとする。

Polycom VVX 600 ビジネス メディア フォン
4.3型液晶を備えたビジネスフォン。USB端子を備え、専用オプション「Polycom VVX カメラ」を接続すればビデオ会議にも利用できる。また、Bluetoothモジュール、ギガビットEthernet端子を搭載。カスタム開発向けのAPIも用意され、サードパーティ製アプリとの統合も容易だとしている。オプションでヘッドセットも用意される。

Polycom VVX カメラ
720p解像度に対応するPolycom VVX ビジネス メディア フォン用カメラ。Polycom VVX ビジネス メディア フォンのUSB端子に接続するだけで使用でき、ドライバーのインストールなどは必要ないという。対応機種はPolycom VVX 500およびVVX 600。同社では「既存のVVXデバイスを、個人用ビデオ会議システムとして使用できる」と案内している。

Polycom SoundStation Connect
Mac、Windows、Linuxに対応するPC用音声会議システム。ドライバーをインストールせずに使用可能で、Microsoft Lync、IBM Sametime、Skype、GoogleTalkなどの各種アプリと組み合わせて利用可能だ。同社の音響技術「Polycom HD Voice」を採用しており、クリアで自然な会話ができるとしている。本体には音量調整やミュートなどのコントロールが搭載される。

 なお、価格はすべてオープンとなっている。

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