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12年スキンケア市場、1.1%増の1兆103億円

2013年04月18日 01時14分更新

記事提供:通販通信

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image 富士経済は4月15日、スキンケアとフレグランスの国内市場を調査分析した「化粧品マーケティング要覧2013 No.1」を発表した。

 調査結果によると、2012年のスキンケア市場は前年比1.1%増の1兆103億円だった。美容液やモイスチャーなどスペシャルケアに対する需要が拡大し、低迷していた百貨店ブランドにも需要回帰がみられた。

 このうち、モイスチャーではオールインワンの需要が拡大。12年のオールインワンは同3割増の485億円、13年には500億円を突破する見込み。美容液では高い効果が期待できる高価格商品の需要が高く、抗老化やブースターを中心とした高機能訴求商品も拡大した。新たに登場した炭酸泡訴求商品も洗顔料、パック、化粧水に裾野が広がっているため、13年のスキンケア市場は同0.7%増の1兆176億円となる見通しだ。

 12年のフレグランス市場は、同1.2%減の336億円。海外ブランドの並行輸入品増加によって市場低迷が続いていたが、香りを訴求したトイレタリー商品やパーソナルケア商品の増加により消費者の香りに対する意識が高まり、軽い香りのオードトワレやライトフレグランスが拡大している。市場縮小も下げ止まり13年は横ばいになると予測されている。

 ■「調査結果」(http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/130415_13030.pdf

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