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アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2013 第2回

知ったかできる自作パーツ基礎知識【マザーボード編】

2013年04月12日 12時00分更新

文● 山県

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 久々に自作PCに挑戦しようとする人のための応援企画として毎年恒例の「アキバで恥をかかないための最新パーツ事情」を今年もお届けしよう。2012年から2013年にかけて登場した新製品を今一度チェック。久々にパーツショップを訪れても戸惑くことなく買い物を楽しむために、ここはひとつしっかりと復習をしてからニューマシン製作に臨みたい。

 それでは2012年~2013年にかけてのPCパーツのトレンドを一気に振り返っていこう。第2回はPCのスペックやサイズを左右することになる重要パーツ「マザーボード」だ。

2012年から2013年の最新マザーボード事情
~インテル編その1~

 CPUと同じく世代交代がなかったインテル系マザーボードの主力、Intel 7シリーズチップセット搭載製品。各社ともラインナップ拡充に努めた1年で、オーバークロック向けに特化したモデルなど、さまざまな製品が発売された。

Intel 7シリーズでは、高速データ転送規格のUSB 3.0やThunderboltを標準でサポートし、3画面出力にも対応する

 新型CPU「Haswell」の影がちらつくため、さすがに新製品の数は少なくなりつつあるが、ラインナップという点では非常に充実している。価格もこなれてきており、Haswell見送りを決めたユーザーなら購入時期としては最適だ。

 ちなみにまだまだ現役。LGA 2011対応の製品もちらほら発売されているので合わせて紹介しておこう。

ハイエンドマシンを組むなら絶対コレ!
LGA 2011対応の注目モデル

SATA3.0ポート×2、SATA2.0ポート×4、SAS2.0/SATA3.0ポート×8の合わせて14ポートを搭載するGIGABYTE製のLGA 2011対応マザーボード「GA-X79S-UP5/WIFI」。“X79”の名を冠するが、チップセットはX79ではなくワークステーション向けのIntel C606を採用している

シリーズ3代目に突入したMSIの人気モデル「X79A-GD45 Plus」。メモリースロットはDDR3が8本あるので、LGA 1155環境では不可能な大容量メモリーが搭載可能だ

 LGA 2011自体は、2013年も引き続きハイエンド向けのプラットフォームとして健在だ。コアがいっぱい欲しい、メモリーをとにかく多く積みたい(最大8枚まで搭載可能)などといったこだわりのユーザーなら、今から購入しても決して遅くはない。

各メーカーの主力製品がここに集中
LGA 1155対応の注目モデル

ASUSTeK製ゲーマーおよびオーバークロッカー向けブランド「R.O.G.」シリーズの、Z77チップセット搭載マザーボード「Maximus V Formula」と「Maximus V Extreme」。写真は「Maximus V Formula」。ハイエンドユーザー御用達モデルのひとつだ

著名なオーバークロッカーの“Nich Shih氏”が監修したASRock製のZ77チップセット搭載マザーボード「Z77 OC Formula」。ライトなオーバークロックから、液体窒素を用いた高度なオーバークロック、型番に「K」が付かないCPUのオーバークロックにも対応する

オーバークロック耐性を保証する独自指針「OC Certified」に準拠するMSI製オーバークロック向けマザーボード「Z77 MPower」。パッケージには「Z77 MPower OC 保証」と記された用紙が同梱されている

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