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高画質・高音質にとことんこだわった、プライベートを本当に愉しむための Ultrabook™登場!

Ultrabook初!タッチ対応WQHD液晶を搭載 待望のモバイル機「東芝 dynabook KIRA V832」

2013年04月22日 15時00分更新

文● 石井英男、ASCII.jp編集部

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高い技術力を背景に薄型ノート、そして国内のUltrabook™市場を牽引してきた東芝。新ブランドdynabook KIRAを掲げて投入したのは、Windows 8搭載モバイル機に求められる「軽量」「省スペース」「堅牢性」「高解像度」「タッチパネル」「高音質」「長時間駆動」の7つの要素をすべて満たした画期的な製品だった。

Ultrabook™. Inspired by Intel

細部や音質にもこだわり、高級感を演出

 音へのこだわりもdynabook KIRA V832の特徴だ。REGZAサーバーなど同社製AV機器で再生中または録画したテレビ番組を、ネット経由で再生できる「RZスイート express」と組み合わせれば、リビングと離れた自室で、テレビを高品位に楽しめる。

 つまりdynabook KIRA V832はAV機能を重視し、プライベートを充実させてくれるUltrabook™でもある。画質に関するこだわりについてはすでに紹介した通りだが、音質に対しても同じくらいこだわっている点は特筆したいポイントだ。

パームレスト裏面にharman/kardonステレオスピーカーを搭載

 まず、dynabook KIRA専用に、東芝とハーマン・インターナショナル社が共同開発したharman/kardonステレオスピーカーに注目。シンプルで美しい筐体を実現するため、ユニットは本体底部(パームレストの裏面付近)に下向きに取り付けられている。この状態でも適切な音圧や広がり、低域~高域まで偏りなく再生できる特性を得るために、設計を吟味した。机などの反射を考慮した設計になっており、容積の少ないモバイルノート用スピーカーでも、迫力のあるサウンドを実現する。

DTS Studio Soundにより、3Dや低音ブーストなどの補正を行うことが可能 「高度」を選ぶと、グラフィックイコライザーで細かく音質の調整が可能だ

 音の広がりや奥行きを豊かにするユーティリティー「DTS Studio Sound」も標準搭載されており、スピーカーの能力を最大限に引き出すことが可能だ。低音や高音を補正し、サラウンド効果もサポートしているため、音楽や映画、ゲームなどさまざまなシーンで臨場感のあるサウンドを楽しめる。

マグネシウム合金採用で美しさと堅牢性を両立

 細部までこだわった、高級感あふれるボディーもdynabook KIRA V832の魅力だ。dynabook KIRA V832では、ボディの材質としてマグネシウム合金を採用。強度はもちろんだが、プレミアムな質感にもこだわった製品に仕上げている。

くさび型のフォルムでスペック値よりも体感的に薄く感じる。タッチパネルを搭載し、フレーム部分に凹凸がない。Windows 8のタッチ操作を快適にするため、額縁部分が確保されているが、13.3型ディスプレー搭載モデルとしては縦横のサイズは小さい
金属筐体に白色LEDなどを組み合わせている。細部の処理も非常に美しく、所有感を高めてくれるだろう

 天板は通常の鋳造成型ではなく、マグネシウムの板をプレス加工して作った。表面に2層のコーティングを使用し、マグネシウムそのものを生かしつつ高輝度・高質感を実現。ヘアラインも美しい。ゆるやかにカーブするサイド部分にまでヘアライン処理を施すなど、細部へのこだわりも余念がない。これ以外にも電源ボタン周囲の処理やパームレストの仕上げ、ロゴ周りに至るまで、一切手を抜かないこだわりは、所有する喜びをもたらしてくれる。

マグネシウムそのものの素材感を生かしつつ、上質な雰囲気をたたえたdynabook KIRA。天板の曲面はプレス加工によって実現している。ヘアライン処理も美しい

 「軽量」「省スペース」「堅牢性」についてはモバイルノートの開発に長けた東芝の力量が思う存分発揮された部分だろう。

従来機種のdynabook R632と比較すると奥行きの小ささがわかる

 高密度実装技術により、dynabook R632と比べて基板面積が約33%縮小されており、ボディのフットプリント(底面のサイズ)は約316×207mm。同じ13.3型液晶を搭載したdynabook R632の約316×227mmに比べて、奥行きが20mmも短くなっている。重量は約1.35kgであり、13.3型液晶搭載Ultrabook™としては軽い部類に属する。本体の厚さは9.5~19.8mmで、先端に向かって細くなるシャープな形状により、数字よりもずっと薄く感じられる。

 この薄さでもタッチパネルを装備。液晶周囲の額縁部分も狭く、表面がフラットになっているので、エッジスワイプ操作もやりやすい。また指紋のふき取りがしやすい「耐指紋コーティング」や、指で触れた際にディスプレーの揺れを軽減するための最適なトルク調整など、使い勝手にもこだわった。

蜂の巣の形状から学んだ、ねじれに強いハニカムリブ構造 強度と美しさを兼ね備えた、フレームレスキーボード

 dynabook KIRA V832では、従来機種よりも壁の厚みと高さを増したバスタブ構造(底面から側面までを一体化して強度を高める方法)、ボディとキーボードの継ぎ目がないフレームレスキーボード、そしてボディ内部に設けたハニカム構造のリブによって、軽くねじれに強い堅牢性を実現している。剛性感も非常に高く、少しくらい力を加えてもビクともしないほどだ。

 「軽量」「省スペース」といったモバイルノートのセールスポイントは、「堅牢性」を備えてこそ生きるもの。dynabook KIRA V832はこの難しい課題に東芝がノートパソコンの設計で長年培ってきた成型技術のノウハウを駆使することで、応えている。

※Intel、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Core、Core Inside、Ultrabook は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。

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