10.1型タブレットでどこでもイラスト制作ができる!
Latitude 10×CLIP STUDIOはクリエイターにおすすめ! (3/4)
2013年04月02日 11時00分更新
クリエイターの一日に密着! Latitude 10を導入してみた
筆者は、フルデジタルでコミックを制作しており、制作ソフトはセルシス「CLIP STUDIO PAINT」を使っている。ラフ、ネーム(コマ割りと台詞を決める漫画のコンテ)から仕上げまですべての工程をCLIP STUDIO PAINTで行なっているのだ。Latitude 10を導入することで、コミック制作はどのように変わるだろうか。
某月某日。某編集と新連載の打ち合わせをするために、飯田橋の某社へ向かう。今日はキャラクターデザインと、ネームの内容をチェックしてもらう予定(という設定だ)。カフェで時間をつぶしながらLatitude 10でCLIP STUDIO PAINTを起動し、ラフを確認する。
編集部N氏との打ち合わせが始まった。Latitude 10は10.1型と小型ながら、1366×768ドットと小型ノートPC並の十分な解像度がある。また、IPS液晶なので視野角が広く、少人数の会議などにちょうどいい。
以前は、打ち合わせ中に出た修正点やアイデアはノートに記録して、帰宅してから自宅のPCでプロットやラフを修正していた。Latitude 10はいつも使っているイラスト制作アプリが使えるので、原稿データをその場で直接編集することが可能だ。
打ち合わせから帰ると、そのまますぐに原稿データをメインPCに移して、描画作業ができる。データの移動はDropboxなどのクラウドサービスを利用してもいいが、USB 2.0ポートを備えているので、USBフラッシュメモリーも利用できる点がうれしい。また、SDカードスロットを搭載しており、デジカメのデータを閲覧したいときにも便利だ。