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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第34回

超小柄ながらも高性能な「ストラップフォン2」を使う理由

2013年03月26日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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強くなって帰ってきた「ストラップフォン2」がとてもよい

超絶小型のPHS。それがストラップフォン2だ!

 ASCII.jpイチオシのスマートなフォン(notスマホ)「ストラップフォン2 WX06A」が(関連記事)、1年ちょっとの沈黙を破って「ストラップフォン2」になって帰ってきた! すでにフォトレビューをお送りしているが(関連記事)、今回はより突っ込んだチェックをまとめて紹介していこう。

 カンタンなおさらいをしておくと「ストラップフォン」シリーズは、フリスクサイズの筐体を持つ超小型PHSだ。国内のガジェットオタたちがホットになったことは、いまでも記憶に新しい。また、開発元であるABITへの取材時にも、ストラップフォンのミニマムボディに詰まったこだわりに驚いた人もいるだろう(関連記事)。それでは、さっそく「ストラップフォン2 WX06A」を見ていこう。

フリスクサイズに違いナシ
可動式アンテナがカッコいい

 ストラップフォン2のサイズは、約32×70×10.7mm、重量約32g。ストラップフォン1と比べると、縦に0.2mm長くなり、1g軽くなっている……が、ストラップフォンの特徴ともあげられるフリスクサイズに違いないため、ファーストモデルユーザーが手にしても、言われなければサイズの違いには気が付かないだろう。

 ハードウェアデザインにおける大きな変更点は、本体頂部に可動式のアンテナを搭載したことだ。そのためか、電波受信性能が大幅に上昇しているだけでなく、通話音質もストラップフォン1と比べてだいぶ良くなっている。そのほかをチェックしてみると、連続待受時間が約280時間から約300時間に延長された。連続通話時間は変化なく、約2時間のままだ。カラーバリエーションには、ブラックに加えて、ホワイトとピンクが追加された。今回試用したものはピンク。

 機能面で見ると、Eメールに対応したことが大きなポイントだ。1ページに表示できる文字数は、8文字×5行と少ないが、簡単なメールのやり取りができるようになっただけでも大きな進化といえるだろう。

本体正面とフリスクとのサイズ比較。サイズはほぼ同じだ。液晶は1型。ハードウェアキーレイアウトは、ストラップフォン1を踏襲

本体背面。ABITロゴとスピーカーがある。そして、本体上部には可動式アンテナ

本体頂部。可動式アンテナが見えるだけ

本体底部。マイクとmicroUSBがある。microUSBは充電のほか、ハンズフリーヘッドセットの利用も可能だ

本体左側面。赤外線ポートがある

本体右側面。ロックスイッチがあるのみ

そういえば、技適マークはどこだろうとおもったら、ディスプレーに表示するタイプだった

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