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ASUSとeBookJapanがタブレットを1万7800円で発売

2013年03月22日 21時22分更新

文● ASCII.jp編集部

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 電子書籍ストアの中でも老舗のサイト「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパンは、本日22日、ASUSTeK Computerの新型タブレット「MeMO Pad ME172V」とコラボレーションすることを発表した。

 取り扱っているマンガの総数が10万冊を超えるeBookJapanと、NEXUS 7などのタブレットが好調なASUSが手を組んで、日本における電子書籍の普及を目指す。

 コラボレーションの一環として、eBookJapanのコンテンツをMeMO Padとセットで23日から販売する。eBookJapanで利用できる「eBook図書券」3150円分と、漫画家の六田 登氏が文豪・ヘミングウェイの「老人と海」をコミカライズした作品がセットになったモデルが17800円(実売価格)、全巻セットシリーズとして「手塚治虫全集」(全400巻)が付いたモデルが10万3050円と、セットになる作品数で値段も幅広く設定されている。特に全巻セットのものは、通常価格よりも大幅に値引きされる(手塚セットの場合、4万円ほどオトク)ので、大人買いもしやすい。

冒頭の挨拶で登壇した、イーブックイニシアティブジャパン 代表取締役 小出 斉氏

タブレットの説明をした、エイスースジャパン プロダクトマネージメント課 アカウントマネージャー ソフィー・リー氏

漫画家としてタブレットでの電子書籍の可能性を語った六田 登氏。「F」や「ダッシュ勝平」など代表作を多く持っている

 全巻セットにはほかに「島 耕作シリーズセット」(全73巻)が4万2040円、「梶原一騎セット」(全64巻)が3万4031円というラインナップで、今後ユーザーの反応を見てラインナップを増やしていくという。

電子書籍の購入はタブレットが圧倒的に多いとのこと

ヘミングウェイの同作品に感銘を受けた六田氏が描き下ろした本作。このMeMO Padでしか読めない

 MeMO Pad ME172Vのスペックは、ディスプレーが7型(1024×600ドット)、1GHzのCPU、メモリー1GB、内蔵ストレージが8GB。OSはAndroid 4.1.1を搭載で、カメラは100万画素のインカメラのみ。サイズは幅196.2×奥行き119.2×高さ11.2mm、重量は約358g。カラバリはグレーとピンク。

「老人と海」は見開きで読むことに特化して作られている

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