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CorsairがハイエンドPCケース「900D」や水冷クーラーを披露 

2013年03月19日 20時17分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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奥行きが短いATX電源
「CX-M」シリーズ

 「CX-M」シリーズは、80PLUS Bronze認証のセミモジュラー式電源ユニット。通常のATX電源は奥行きが160mm前後だが、本製品は140mmと短い。430、500、600Wの3タイプをラインナップし、想定売価はそれぞれ約7000円、約8500円、約9500円。3月中に発売開始予定だ。

80PLUS Bronze認証のセミモジュラー式ATX電源「CX-M」シリーズ。奥行きが140mmと、通常のATX電源電源より短いのが特徴だ

 着脱可能なケーブルはフラットタイプを採用する。このケーブルは、Platinum認証のAXシリーズとGold認証のHXシリーズと共通のコネクター形状なので、シリーズ間で電源を交換してもケーブルはそのまま使いまわせる。

主な機能

スペックと、オプションのカラースリーブケーブル

冷却システムにトラブルがあっても
短時間なら安定して電力を供給できる

 発表会では、電源内蔵のファンを強制的に停止させ、ファンレス状態にしたデモ機を用意。この状態でマシンに負荷をかけ、700Wを消費させても数分程度ならマシンが不安定にならないというデモを行なった。これはCorsair製電源の信頼性と安定性を証明するデモで、電源の寿命を著しく縮める恐れがあるため、絶対に真似をしないでもらいたい。

電源内蔵のファンをタイラップで固定して、強制的にファンレス状態にしたデモ機。この状態でマシンに負荷をかけ、700Wを消費させてもマシンが不安定にならないというデモ(電源の温度が約2分で6℃も上昇していた)

オールインワン水冷CPUクーラー
「H90/H110」

 メンテナンスフリーのオールインワン水冷クーラーHydroシリーズに、2つの新製品が加わった。「H90」と「H110」だ。従来の「H80i/H100i」との違いは、ラジエーターとファンサイズの拡大(120mm→140mm)だ。

メンテナンスフリーのオールインワン水冷クーラー「H90」(写真左)と、「H110」(写真右)

 両製品とも今週発売予定で、想定売価は「H90」が1万3500円前後、「H110」が1万6000円前後。なお、型番の末尾に“i”が付いていないため、冷却管理ソリューションユニット「Corsair Link」には非対応となる。

主な機能とスペック

同社の高速メモリー「Dominator」を発光させる
ドレスアップアイテム

 LED内蔵の発光ユニット「Lighting Bar Upgrade kit」は、同社の高速メモリー「Dominator」シリーズ専用のドレスアップアイテム。メモリー上部に取り付けることで、メモリーを白色もしくは青色に光らせることができる。

高速メモリー「Dominator」のドレスアップユニット「Lighting Bar Upgrade kit」

 実はこのアイテム、8ヵ月前に行なわれた「Corsair新製品発表会」で、お披露目した製品。発光部の仕様を変更して、ようやく今月販売されることになった。

写真は8ヵ月前の発表会で公開されたもの。LEDライトで発光するライティングパイプの形状や、アルミステーのデザインが若干異なる

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