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ミクシィ、ユーザーの「趣味嗜好」などを活用して広告配信

2013年03月18日 07時00分更新

文● 花田祐輔〈HEW〉/アスキークラウド

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 その商品を必要としている人を適格に絞りこんで商品・サービスの存在や価値を効率よく訴えたい。ネット広告の世界では、そうしたターゲティングのアプローチがさまざまな方向から行われてきた。

 ミクシィが今春よりスマートフォンにおいて提供開始する広告主・広告 会社向けのオンライン広告取引プラットフォーム、DSP「Vantage(ヴァンテージ)」は、ユーザーの属性や趣味嗜好データなどをもとにターゲティングして配信することができる。

 さらにミクシィ内にとどまらず、プロモーションごとに適した複数メディアを自動式別して広告を配信することができる。なお、ユーザーの個人情報が特定されることはなく、また、ターゲティング配信を望まないユーザーにはオプトアウト機能を提供するとしている。

 広告枠は、広告一表示ごとに競争入札を行って売買される。掲載面やユーザー属性などの条件をもとに、広告主にとって広告効果の期待値に適う入札価格が自動的に判断される仕組みだ。

 今後は、PC版・スマホアプリ版での配信や、そのほかの機能の追加も予定されている。

Vantage

「Vantage(ヴァンテージ)」の関係図

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