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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第295回

被災地で保護された猫が暮らす浅草の猫カフェ

2013年03月15日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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遊びつかれて抱っこされてるキジトラ。名前はノーラかエラクのどっちか(すみません、判別できてません。2013年2月 オリンパス OM-D E-M5)
遊びつかれて抱っこされてるキジトラ。名前は「ノーラ」か「エラク」のどっちか(すみません、判別できてません。2013年2月 オリンパス OM-D E-M5)

 正直なところ、お店で客をいやしている猫よりも、街で頑張って生きている猫の姿に惹かれるし、血統書付きより雑種の方が好きなので猫カフェなるところには滅多にいかないのだけれども、浅草にある猫カフェ「きゃらふ」に惹かれたのは、そこにいる猫は基本的に保護された猫で、被災地出身の猫もいると聞いたからである。

 我々が訪れたときは全部で9匹の猫がいて、そのうち3匹(だったかな)が東日本大震災の被災地で保護された猫だそうだ。どの猫がそうだったかは……すみません、掲載許可をもらうときにちゃんと聞いたのにメモし忘れてました。ダメですね。

 お店のトイレに猫一覧が貼ってあったのでこれは見逃すな、って感じ。

こんな猫一覧が貼ってありました(2013年2月 ソニー Xperia VL)こんな猫一覧が貼ってありました(2013年2月 ソニー Xperia VL)

 お店に入ったのはお昼くらいで猫はお昼寝している時間かなと思いきや、子猫はさすがに元気で走り回ってて賑やかなこと。

 席について注文したら、もちろんカメラを取り出すのである。大事なのは2点。

 フラッシュは発光禁止にセットすること。できれば、AF補助光(暗いところでAFを合わせやすくするために補助光として光るLED)もオフにする。きゃらふも撮影はOKだけどフラッシュは禁止。猫を撮るときの基本です。

 AF補助光は見逃しがちなので注意すること。あれ、猫は結構嫌がります。私は新しいカメラを手にすると最初にそれをオフにしている。スマホやケータイで撮る人もライトはオフにしておくこと。

スマホで猫を撮る人ごしに撮ってみた。白い猫は「フランフラン」。真っ白で長毛でふわふわ(2013年2月 オリンパス OM-D E-M5)
スマホで猫を撮る人ごしに撮ってみた。白い猫は「フランフラン」。真っ白で長毛でふわふわ(2013年2月 オリンパス OM-D E-M5)

 だから、室内猫をきれいに撮りたい、と思ったら暗いところでも撮れるよう、コンパクトデジカメなら明るいレンズ(レンズにF1.8とかF2.5とか書いてある。ここの数字が小さい方が明るい)を搭載したものを用意するべし。

 レンズ交換式カメラなら、明るい単焦点(要するにズームレンズじゃない)レンズを持って行くのがいい。こういうとき私は、OM-Dに25mmF1.4という明るいレンズをつけることが多い。

 それでISO感度をぐぐっと上げてシャッタースピードを速くしてやると、ちゃんと撮れます。

明るいレンズだと背景が大きくボケるのもいい。オモチャをじーっと見つけてる姿をシャッタースピード優先にしてそっと狙ってみた。最近のカメラはISO感度を上げてもなんとか撮れるのでこういうときありがたい(2013年2月 オリンパス OM-D E-M5)
明るいレンズだと背景が大きくボケるのもいい。オモチャをじーっと見つけてる姿をシャッタースピード優先にしてそっと狙ってみた。最近のカメラはISO感度を上げてもなんとか撮れるのでこういうときありがたい(2013年2月 オリンパス OM-D E-M5)

 明るいズームレンズは高価でデカいけど、単焦点レンズなら小さくて軽くてお手頃価格なものもあるので猫好きのデジタル一眼ユーザーは買っておくべし。

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