ラックは3月6日、DDoS攻撃防御サービス「KONAセキュリティソリューション」をアカマイ・テクノロジーズと提携し、提供すると発表した。
DDoS攻撃は、企業のサーバーが処理できるデータを超える膨大なデータを送りつけることでサーバーを停止させる攻撃。同サービスは、アカマイ・テクノロジーズの13万台のサーバーで構成されるクラウドネットワーク上に、企業システムを仮想的に構築。DDoS攻撃を受け止める「盾」になるとのこと。同社によれば、このサービスを利用することで、大規模な攻撃を受けた場合でも、100%Webサービスを止めずに運用できるという。
また、今回の提携により、通常のフィルターとあわせて、ラックのセキュリティ監視センター「JSOC」の監視システムと連携することも可能。価格については、事案ごとに異なるため、確認が必要になる。