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2013年春のオフィス向けIT機器選び 第3回

コスパだけでなく機能もすぐれたモノクロレーザーを選ぶ

モノクロがねらい目!5万円以下のレーザープリンター5選

2013年03月25日 11時00分更新

文● 八木澤健人/ASCII.jp編集部

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PCはもちろん、プリンタ/複合機、周辺機器、ネットワーク機器やNAS、モバイル通信などスモールビジネスに最適なオフィス機器やサービスを提案する特集。第3弾はコストや省エネの面で優れたモノクロレーザープリンターを紹介する。

 昨今、ビジネス向けのプリンターは多種多様なモデルが発売され、選択肢がひろがる一方、選ぶ側としては悩ましいのも事実。カラー印刷は写真や図がきれいに出力される一方、トナーやインク代がかさみ、割高感が否めないのが現状だ。そもそも、文書出力がメインのビジネスであれば、印刷はモノクロの比率が圧倒的に多い。ビジネス用と割り切るのであれば、モノクロプリンターは有力な選択肢になる。

 そこで今回は、中小企業やSOHO向けのモデルの中から、「5万円以下」「ネットワーク対応」「モノクロレーザープリンター」というキーワードで各社で最適な5機種を選定。それぞれの特徴を見ていくことにする。(掲載順序は社名の50音順)

印刷スピード、拡張性もバッチリ
総合力の高さで選ぶならコレ!

エプソン「LP-S310NC3」
オープンプライス(参考価格 4万4980円)


 毎分35枚の印刷スピードを誇る、エプソンの「LP-S310NC3」。有線LANに標準対応し、無線アクセスポイントが設置されていれば、専用アプリ「Epson iPrint」でiPhoneやiPadからも印刷できるほか、アプリからトナーと感光体の残量を確認することも可能。

 オプションの用紙カセットの増設で800枚までの用紙セットに対応するほか、内蔵メモリーの追加もできるのがポイント。拡張性も兼ね備えた死角のない万能機だ。

■製品情報

ファーストプリント6秒!
スピードとメンテナンス性で選ぶならコレ!

キヤノン「LBP6300」
価格 4万3800円(税別)


 キヤノンの「LBP6300」は、毎分30枚の高速印刷もさることながら、約6秒で1枚目謳うファーストプリントがポイント。約6秒で1枚目を出力できるというのは、今すぐに書類を印刷したい場面などには最適だろう。

 有線LANに対応し、上面および背面からの2Way排紙もできる。オプションの用紙カセット増設で800枚まで用紙をセットできるのもグッド。トナーや感光体などがセットになった一体型カートリッジで、交換の手間も軽減されている。

箱から出してすぐ使える!
簡単設置と価格で選ぶならコレ!

富士ゼロックス「DocuPrint P250 dw」
オープンプライス(参考価格 3万円前後)


 幅385×奥行355.6×高さ225mmというコンパクトさがウリの、富士ゼロックス「DocuPrint P250 dw」。毎分30枚の印刷スピードと、基本性能も高い。無線LAN(IEEE802.11b/g)にも標準対応している。

 梱包は最小限で、トナーも装着済みとなっている。箱から取り出して接続するだけで、すぐに使える手軽さは魅力的だ。

毎分38枚で増設トレイで800枚まで
高速・大量の文書印刷ならコレ!

ブラザー「HL-5450DN」
オープンプライス(参考価格 3万2980円)


 ブラザーの「HL-5450DN」は、毎分38枚の高速印刷がウリのモデルで、ファーストプリントも約8.5秒を謳う。有線LAN、2Way給紙および排紙に対応し、オプションでメモリー増設も可能。増設トレイを装着すれば、用紙を800枚までセットできる。

 無線アクセスポイントに接続すれば、iPhoneやiPadからのAirPrintにも対応するなど、機能に抜かりはない。大量の文書を出力するのに最適な機種だ。

■製品情報

35万ページの出力に耐えうる設計
耐久性とサイズで選ぶならコレ!

リコー「IPSiO SP 3510」
オープンプライス(参考価格 4万円前後)


 リコーの「IPSiO SP 3510」は、幅370×奥行き392×高さ262mmというコンパクトサイズながら、毎分28枚の印刷スピード、1枚目の出力まで8秒以下というスピードを兼ね備えたモデルだ。有線LANに対応。35万ページまでの出力に耐える高耐久設計は、大量の文書を印刷するビジネス用途でも安心できる。

 サイズを抑えながらも、オフィスプリンターとしてメインで使える機能を備えており、サイズの制約が多いオフィスにオススメだ。

■製品情報

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