天気のいい日はカフェのテラスでスマートに仕事をこなしたい。しかしそんな思いを打ち砕く、上司のひと言「社内文書は持ち出し禁止」──機密保持の名のもと、僕らのノマドライフは失われていく……。
Wi-Fiやモバイルルータ−、スマートフォンやタブレットの普及、さらには各種クラウドサービスのおかげで、どこにいても仕事ができる環境になったものの、企業ではセキュリティーの面から不安視され、使えないケースも多い。TwitterやFacebookの使用制限、さらにはクラウドへの資料保存すら禁止している会社が、当たり前のように存在する。
どうすれば会社から理解を得られて、クラウドやモバイルを仕事に活用できるのか!? その答えは先駆者に聞くのが一番だ。
WebSig24/7は3月9日、「第32回WebSig会議」を開催する。テーマは「便利さと、怖さと、心強さと〜戦う会社のための社内セキュリティ 2013年のスタンダードとは?!」だ。
本セミナーは技術的な安全性を説くような堅苦しい話の場ではなく、どうすれば堅苦しい上司を説得できるかという点にフォーカスしたもの。昨今のセキュリティー事情をわかりやすく解説しながら、クラウドやモバイルの導入で得られる最大限のメリットを紹介してくれる。
4名の登壇者は次のとおり。
まずセキュリティーの専門家であるトライコーダ代表取締役の上野 宣氏。「クラウドは『○○』を共有するサービス」というセッションに登場する。
またAmazon Web Servicesのサードパーティーとして知られるサーバーワークス代表取締役の大石 良氏は、社内LANをなくしてセキュリティーを強化した構成法について語る。
「堅牢で完全」なセキュリティーを設計しても強い組織にはなれないという思想について話すのは、ロフトワークのクリエイティブDiv.に所属する滝澤耕平氏。
チームラボからは、テクノロジーDivの佐伯真人氏とカタリストDivの高須正和氏が、「上司が信用できない会社の内部統制」という登場し、上司も部署もないチームラボの現状を語る予定だ。
なお実際に会議が開催される東京会場のほか、福島／大阪／高松／福岡／宮崎の各都市でUstreamによる同時中継を実施。地方在住の方もウェブサイトをチェックしよう。
開催概要
日程：2013年3月9日（土）
時間：13:00〜17:30
会場：VOYAGE GROUP
東京都渋谷区神泉町8-16 渋谷ファーストプレイス
参加費用：3000円（当日清算）
※開催後の懇親会はすでに受け付け終了
