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台北国際書展から独立

コミック・アニメに特化の「第1回 台北国際動漫節」が開催!

2013年02月28日 22時35分更新

文● 伊藤 真広

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 これまで、台北国際書展(台北国際ブックフェア)に出展していたコミックを中心とした出版社が独立して、これまで以上にアニメやコミックに注力したイベント「台北国際動漫節」を、2月14日から2月18日までの4日間に渡って台北世界貿易センター第二展示場で開催した。

「台北国際動漫節」は、ComputexTAIPEIの会場としても読者にお馴染みのTAIPEI世界貿易センターの第二展示場を使って、4日間に渡り開催された

 台北国際ブックフェアは、台湾国内のあらゆる出版物を取り扱う総合国際見本展となっていたが、開催規模が拡大したためコミックなどを出版する出版社が思うようにステージイベントを開催できないうえに、コミック系のコンテンツを求めて来場する読者に対して満足のいくサービスやブースを用意できないという問題を抱えていた。

 そこで今回、コミックを中心に出版する台湾の出版社が加盟する中国動漫出版同業協進会が主催となり、台北国際ブックフェアから独立して、コミックに加えてアニメも取り込んで開催することとなった。同イベントには、日本のマンガ家やライトノベル作家、アニメで活躍する声優などがゲストとして招かれ、トークショーやサイン会などを実施した。国立台湾大学総合体育館で開催された「Fancy Frontier」と日程が重なっていたので、生まれたての「第1回 台北国際動漫節」の模様も取材してきた。早速お届けしたい。

第1回ながら、台湾角川や東立、尖端、青文など台湾のオタク系出版社として活躍する各社が勢ぞろい。お堅いイメージで、高年齢層も参加するブックフェアに比べ、来場者の年齢は若めだ

各社ブースではグッズや自社で出版する書籍を販売しており、このイベント限定のアイテムも多数あるということで、購入待機列は会場内で収まらず外まで伸びていた

入場待機列のあった跡。テント……つまるところ徹夜組。聞くところによると開催の3日以上前から並ぶ猛者も居たとか

台湾角川からは、日本の角川書店以外にも角川グループ各社の書籍が発売しているため、ライトノベルファンの多くが来場

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」や「アクセル・ワールド」といった日本でも人気の作品が台湾でも大人気!

書籍よりも、アニメ関連のグッズを中心に展開していたように感じられた普威爾

男性向けから女性向けまで、コミックやライトノベルなどを出版する台湾老舗のオタク系出版社の東立は、まるで本屋のようなブースを展開。自社の出版物を販売していた

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