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最大120時間の非常用発電設備を用意

DRサイトに最適!IIJ、名古屋に守山データセンター開設

2013年02月28日 14時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、愛知県名古屋市に「守山データセンター」を開設し、2013年3月1日より運用を開始する。東海地区では「名古屋データセンター」についで2カ所目、IIJの国内20ヶ所目のデータセンターとなる。

 名古屋市北東部の守山区に位置する守山データセンターは、東日本大震災以降のBCPや災害対策の一環として、都心部から離れた郊外のデータセンターを利用したいという企業のニーズに応える形で作られたという。

 ビル免震による高い耐震性を持つほか、一般的なデータセンターと比較して長時間となる120時間という電力供給が可能な非常用発電設備を備える。そのため、ディザスタリカバリサイトとしての利用にも適しているという。また、1ラック当たりの電源容量が標準で実効6kVAまで対応しており、従来のデータセンターの2倍程度の密度で機器を実装できる。

 ラック内の自社設備とクラウドサービス「IIJ GIOサービス」をゲートウェイ経由で接続することにより、自社システムの延長としてクラウドサービスを手軽に利用できる。また、従来の1ラック、1/4ラック単位のコロケーションサービスに加え、新たに1/8ラック単位でのサービスを提供し、両者を柔軟に使い分けられるという。

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