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ソニー・コンピュータエンタテインメントが、年内にも、次世代ゲーム機「プレイステーション 4」(以下、PS4)を投入することを明らかにした(関連記事)。
現行のプレイステーション 3と直接的な互換性は取らないものの、それによってゲーム専用機としての大きな進化を遂げただけに留まらず、同社が買収したGaikaiの技術によるクラウドゲーミングサービスの提供をはじめとするネットワーク対応を重視。さらにはPCの世界との親和性や、スマートフォンやタブレットとの連携なども示唆してみせた。
プレイステーションの新たな進化は、ネットワークや他の製品との連携重視を視野に入れていることを感じられるものだったといえよう。
高まる次期Xboxへの期待
こうした中、プレイステーション同様に、製品の切り替え時期に入ってきたXbox 360の次期製品についても、関心が高まってきている。
特に、Xbox 360が広く普及している米国ではいくつか憶測記事が出ており、ゲーム専用機市場における大きな話題となっている。
昨年は、Windows 8をはじめ、「過去最大規模」とされる数々の新製品発表を行なったマイクロソフトにとって、今年はその反動ともいえる端境期の1年。その点でも、最大規模の新製品と見込まれるのが、次期Xboxということになる。
だが現時点では、次期Xboxについては、マイクロソフト側からはなんら公式な発表はなされていない。PS4の発表を受けて、Xbox 360の進化は、いつ、どんな形でマイクロソフトから発表されるのか。ユーザーの関心がさらに高まっているというわけだ。
E3でアナウンスがあるか?
関係者などの声をまとめると、今年6月に、米ロサンゼルスで開催が予定されているE3で、何かしらのアナウンスがあるといった見方が支配的だ。
仮にそのタイミングで発表されると、年内あるいは来年末までには、次期Xboxが市場投入されることになるだろう。
これまでのXboxおよび関連製品を前例にすれば、投入時期もある程度想定できる。
Xbox 360では、E3の発表後、同年末には発売。また、Kinectの例を当てはめれば、翌年末という発売スケジュールが当てはまる。いずれにしろ、E3をきっかけにして、次期Xboxの発売時期はかなり明確になってくる可能性が高い。
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