RS-232Cに対応したシリアルデバイスを、Bluetooth接続にするという変換アダプター「REX-BT60」がラトックシステムから発売された。
この製品は、RS-232Cに対応したシリアルデバイスをBluetoothを介して制御できる変換アダプター。従来あるバーコードスキャナー、磁気カードリーダー、RF-IDタグリーダーなどのRS-232C機器資産を活かしつつ、シリアルインターフェースを持たないBluetooth搭載PCや、Android端末なども接続することができ、医療現場など強い電波の使用が制限される環境においても使用できることが特徴としている。
電源供給はD-sub 9ピンとACアダプターの2通りで、環境や安定性にあわせて自由に選択可能。本体には通信状態を確認するLEDモニターも搭載されている。また製品には、COMポート制御用のサンプルプログラムと、Windows Socket APIを使用したサンプルプログラム(Windows)をバンドル。Android向けにはGoogle playから無料のRS-232C Configuration通信ユーティリティーがダウンロード提供されている。
そのほか、シリアル通信速度は1200bps~23万400bps、通信距離は約10m。サイズは26.0(W)×75.4(D)×16.0(H)mmで、重量は約22g。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、Android OS 4.x/3.2/.2.3.x。
販売しているのはパソコンショップアークで、価格は1万9800円だ。