広大な画面を贅沢に使いたいプロ/個人ユーザーにオススメ
2560×1600表示対応の30型AH-IPS液晶、デル「U3014」を試す (4/4)
2013年02月28日 12時00分更新
前モデルからの性能向上と「Dell Display Manager」も魅力
U3014は、AH-IPSパネルとLEDバックライトを組み合わせた構成を採用しているほか、前モデルであるU3011と比較するあらゆる性能が向上している。たとえばコントラスト比が10万:1から200万:1へと大幅に高くなり、ブライトネスも以前は370カンデラ固定だったのが50〜350カンデラとなりギラツキ感が減った。色域は110%から120%に向上している。応答速度は6ms。消費電力も通常時60W、待機電力0.5Wとかなり少ない。
デルのディスプレー製品ではおなじみのユーティリティ「Dell Display Manager」も、もちろん搭載している。解像度や明るさ、コントラストの調整といった一般的な設定だけでなく、スクリーンセーバーが有効になった時に自動的に明るさを低減させたり、スリープさせて消費電力を抑える「PowerNapオプション」などをサポートしている。アプリケーションの表示モードを指定することも可能だ。何より、画面を自動的に分割してウィンドウをレイアウトしてくれる「Easy Arrange」は大画面を使いこなす助けになってくれることだろう。
主なスペック | |
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製品名 | デル「デジタルハイエンドシリーズ U3014」 |
直販価格 | 11万9980円(2013年2月28日現在) |
パネルタイプ(アスペクト比) | 30型ワイド AH-IPS液晶(16:10) 、アンチグレアおよび3Hハードコーティング処理 |
最大解像度 | 2560×1600ドット(60Hz)、画素ピッチ 0.25mm |
コントラスト比 | ダイナミックコントラスト比200万:1 |
輝度 | 50〜350カンデラ |
応答速度 | 6ms |
視野角 | 垂直178度/水平178度 |
表示色 | 10億7000色(内部12bit/14bit LUT)、デルタE <2、sRGBカバー率:100%/Adobe RGBカバー率:99%対応、色域(標準)CIE1976:120%/CIE1931:103% |
インターフェース | DisplayPort 1.2端子(入力×1、出力×1)、mini-DisplayPort 1.2端子、HDMI端子、DVI-D(HDCP対応)端子、USB 3.0端子×4(アップストリーム×1、ダウンストリーム×3) |
カードスロット | 6-in-1メディアカードリーダー |
スタンド | 高さ調整、角度調整、左右回転、ケーブル管理機能、VESAマウント |
消費電力 | 標準60W、待機/スリープ時0.5W未満 |
本体サイズ/重量 | 幅689.7×奥行き201.4×高さ482.7(最低位置)〜572.7(最高位置)mm/約10.84kg(スタンド含む) |