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T教授の「戦略的衝動買い」 ― 第232回

超軽量Windows 8 PCを探して「ThinkPad Tablet 2」に辿り着く

2013年02月27日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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キーボードをナチュラルに追加できるWindows 8 Tablet という感じ
キーボードをナチュラルに追加できるWindows 8 Tablet という感じ

 自宅からすべてのモバイルPCを追い出し、ASUSの27インチ一体型のデスクトップPC(Windows 7)だけの環境になって約半年が過ぎ去った。

 一番の理由は、そこそこ重量のあるモバイルPCを出先に持ちだして、PowerPointやWordなどのオフィス系統合ソフトを使って何かを修正したり、新たに作らなければならない緊急仕事がほとんどなくなってしまったからだ。

 また、大型高解像度モニターを採用したデスクトップPC上で、オフィス系の統合ソフトやウェブブラウザー、画像レタッチアプリなどの複数のウィンドウを、スペースを気にすることなくたくさん広げてゆったりと企画書などを作成した経験が一度でもあると、小さな画面のモバイルPC上でのクリエイティブ作業は極めて自由な発想を閉鎖的にしてしまいがちだ。

Windows 8環境で統一するといろいろ便利なことが多いのは当然かも……
Windows 8環境で統一するといろいろ便利なことが多いのは当然かも……

 モバイルPCを自室から追い出してからの環境は、“クリエイティブ専用のデスクトップPC”と“プレイバック(ビュー)専用のタブレット”という具合に、その目的を明快に二分割した状態だった。

 タブレットPCは、なるべく多くのプロジェクターに接続できてプレゼン機能さえあればいいという安易な考えで、iPadやiPad mini、Androidタブレットなどを適当に使っていた。

 しかし、そういう割り切り型の活動を続ければ続けるほど、Windows系PCとiPad系の間にはいろいろ小さな問題が散在することがわかってきた。物理的なデータの転送手段や、メインであるデスクトップPCのWindows系アプリとの親和性などだ。いろいろ悩んだ結果、最終的に辿り着いたのがWindows 8タブレットとの連携だった。

 Windows 8タブレットにもいくつかの選択肢はあったが、最終的には「ThinkPad Tablet 2」に決めた。理由は、タブレット部分とキーボード部分が完全に分離できることと、タブレットだけの行動範囲の広さだった。

ThinkPad Tablet 2購入の決め手は!?

オプションを全部揃えると、デスクトップPCにも、モバイルPCにもタブレットにもなる
オプションを全部揃えると、デスクトップPCにも、モバイルPCにもタブレットにもなる
標準サイズのUSBポートがあり、ごく普通にUSBメモリーなどを活用できる microSDメモリーカードのスロットがあり、USBと合わせて周辺機器との連携は極めて柔軟だ。(すぐ横にSIMカードスロットも用意されているが日本国内ではサポートされていない)
標準サイズのUSBポートがあり、ごく普通にUSBメモリーなどを活用できるmicroSDカードのスロットがあり、USBと合わせて周辺機器との連携は極めて柔軟だ。(すぐ横にSIMカードスロットも用意されているが日本国内ではサポートされていない)

 タブレットに取り付けられたフルサイズUSBポートや、microSDカードスロットをごく普通に使えること。加えてタブレットをモバイル充電池などで充電するためのもう1つのmicroUSB充電専用ポートが備えられていること。そして何よりオプションのBluetoothキーボードに取り付けられたTrackPointもどきが決め手となった。

タブレット本体には充電専用のmicroUSBポートが用意されている エネループやパナソニックの充電池で簡単に充電できるのはモバイルユーザーにとっては極めて便利な機能だ
タブレット本体には充電専用のmicroUSBポートが用意されているエネループやパナソニックの充電池で簡単に充電できるのはモバイルユーザーにとっては極めて便利な機能だ

 ThinkPad Tablet 2は、スリープ状態にあるPCでも適時ネットワーク接続を維持する「Connected Standby」対応のAtomプロセッサー「Z2760」(開発コードネーム:Clover Trail)を搭載したThinkPadブランドの最新版タブレットだ。

 まだまだ使い方の明快な将来プランが各メーカーから提示されていないConnected Standby機能の展望はさておき、ThinkPad Tablet 2は、そんな近未来も視野に入れたWindows 8を採用したLenovo社の“本気タブレット”だ。

 アップル社のiPhoneとiPadの躍進以降、PCメーカー各社はその対応に迫られ、マイクロソフトが出した1つの答えが、「Windows Phone」であり、慣例を破って、アップル社の世界戦略に対抗すべく、ハードもソフトもアップル社を見習って自社単独で提供したのが「Surface RT」だ。

筆者のSurface RT(右)とThinkPad Tablet 2(左)。ほんの少しThinkPad Tablet2 の方が小さいが重さは100g以上軽い。やっぱり従来のWindowsアプリが動作するのはこの上なく便利だ
筆者のSurface RT(右)とThinkPad Tablet 2(左)。ほんの少しThinkPad Tablet2 の方が小さいが重さは100g以上軽い。やっぱり従来のWindowsアプリが動作するのはこの上なく便利だ

 Windows環境がメインの筆者も、当初はSurface RTを購入して使ってみたが、当然従来のWindowsアプリとの互換性はなく、プレイバック・クライアントとしては、iPadやAndroidタブレットと大差無いクライアントだった。


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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