このページの本文へ

12年日本の広告費、3.2%増の5兆8913億円…電通

2013年02月25日 01時33分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 電通は2月21日、総広告費と媒体別・業種別広告費を推定した「2012年(平成24年)日本の広告費」を発表した。

 これによると、昨年12年の日本の総広告費は前年比3.2%増の5兆8913億円だった。総広告費は、08年の米国金融危機に端を発した世界同時不況を背景に減少に転じ、08年(同4.7%減)、09年(同11.5%減)、10年(同1.3%減)、11年(同2.3%減)と4年連続して前年実績を下回ったが、12年は東日本大震災の反動増もあり5年ぶりに前年実績を上回った。

 媒体別では「テレビ広告費」は同3.0%増の1兆7757億円、「新聞広告費」は同4.2%増の6242億円、「雑誌広告費」は同0.4%増の2551億円、「ラジオ広告費」は同0.1%減の1246億円、「マスコミ四媒体広告費」は同2.9%増の2兆7796億円となった。また、「プロモーションメディア広告費」は同1.4%増の2兆1424億円、「衛星メディア関連広告費」は同13.7%増の1013億円、「インターネット広告費」は同7.7%増の8680億円となった。

 業種別(マスコミ四媒体)では、「自動車・関連品」(同26.9%増)、「情報・通信」(同10.5%増)、「飲料・嗜好品」(同7.0%増)など、21業種中16業種で前年を上回った。

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事