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富士見iPhoneクラブ 第112回

Siriを使って『リマインダー』に予定をカンタン登録

2013年02月25日 12時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。

 iPhoneの公式アプリとしてiOS 5から搭載されたタスク管理アプリが『リマインダー』。有料/無料を問わず、タスクを管理するiPhone用アプリは数多いが、凝った機能は必要がないという人なら十分過ぎるぐらいの機能を備えている。

 過去にiPhoneクラブで紹介したこともあるこのアプリ(「発売日忘れてたああああ」も防ぐ、iPhoneリマインダーの使い方)、実はiPhoneの音声コントロール機能「Siri」を使って予定を登録することもできる。

 登録方法はとても簡単だ。ホームボタンを長押しして、Siriを起動したら、「○○をリマインド」と伝えればいい。すると、Siriがその予定をリマインダーに登録してくれるので、次にいつ知らせて欲しいかを伝えればいい。会議の予定や買い物メモなど、覚えておきたい、時間が来たら伝えてほしいことをSiriに伝えるだけでいいのでとてもお手軽なのだ。

「○○をリマインド」と伝えると、その予定をSiriが『リマインダー』に登録してくれる。その後に「明日の7時」などと伝えることで、日時を設定することができる

 しかし、このSiriを使った方法にはひとつ弱点がある。リマインダーに登録する際に正確な日時を指定しなければならないことだ。リマインダーに登録する予定の中には、予定の日時がハッキリ決まっていないものもあるだろう。例えば「今週中に買っておければいいや」といった買い物や、「気になっているお店があるので、時間があるときに寄ってみたい」というシチュエーションなどだ。こういった通知のいらないメモを登録するには、どうしたらいいだろうか?

 この解決策はとてもシンプル。Siriに対して、「○○を覚えて」か、「覚えて、○○」と伝えるだけ。それだけで通知する日時や場所の指定がない項目をリマインダーに設定できる。もちろんこの方法で登録された予定は通知はされないので、リマインダーを起動しなければ見ることはできないが、至急ではないがとりあえずメモっておきたい……という予定ならこのテクニックが有効と言えるだろう。

通知する日時の指定がない項目をリマインダーに登録するときは、Siriに対して、「○○を覚えて」か、「覚えて、○○」と伝えればOK


このテクを使っている覆面:カリーさん

 常に各地を飛び回って取材をし、スタバ……ではなく、主に銀座ルノアールでノマド原稿書きをしている、人気覆面ライターの私だが、日常に戻れば、炊事、買い物と家事をこなすという側面も実は持っている(夢を壊して申し訳ない)。そんな多忙な私がいつもしているのが、iPhoneにぶつぶつつぶやくだけで、いろいろな予定を登録できるこのテク。買い物で忘れてはいけないカレー作りの材料も、Siriに話しかけるだけでメモに残せるのでラクチンだ。

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