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最新パーツ性能チェック ― 第135回

GeForce GTX TITANはWQHD解像度で60fpsをキープ可能?

2013年02月21日 23時01分更新

文● 加藤 勝明

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 2月19日、NVIDIAはシングル最速となる新たなGPU「GeForce GTX TITAN」(以下、TITAN)を発表した。従来の“GeForce GTX 6xx”というナンバリングでも、新しい“7xx”でもない特殊な位置づけの製品となっている。

今回入手したリファレンスモデルのGeForce GTX TITAN。GeForce GTX 690と同様にアルミ製カバーで覆われている

 今回はリファレンス仕様のTitanを入手できる機会に恵まれた。さっそく最速GeForceの実力はいかほどか、各種ベンチマークでチェックしてみたい。

このリファレンスカードは、フェイスが発売するキューブ型超小型ゲーミングPC「PASSANT Cube IKZ770SD-Titan」に搭載されていたものだ

TITANの正体は
グラフィックが出力できる「Tesla」

 ではTITANのスペック的な部分からチェックしてみよう。シングルチップでGTX680を超越するためにNVIDIAが採用した戦略は、SP(CUDAコア)の大量追加とメモリーインタフェースの改善だ。SP数を75%増やし、さらにKeplerのボトルネックとされていたメモリーバス幅を50%拡張。さらに搭載メモリーは6GBの贅沢な仕様になっている。

各GPUの比較表
GPU名 GeForce GTX Titan GeForce GTX 680 Tesla K20X
コア名 GK110 GK104 GK110
製造プロセス 28nm 28nm 28nm
ストリーミング
プロセッサー数
2688基 1536基 2688基
コアクロック 837MHz 1006MHz 732MHz
ブースト時クロック 876MHz 1058MHz -
メモリ転送レート(相当) 6008MHz 6008MHz 5200MHz
メモリタイプ GDDR5 GDDR5 GDDR5
メモリバス幅 384bit 256bit 384bit
TDP 250W 195W 235W
外部電源 8ピン+6ピン 6ピン×2 8ピン+6ピン

 TDPはRadeon HD 7970と同じ250W。ワットパフォーマンスをアピールするためにも、HD7970を超えたくなかったのだろう。

TITANのSP数は2688基、単精度の演算能力は4.5テラフロップスTITANのスペック。コアクロックは837MHz、ブーストクロックは876MHzで、ビデオメモリーとしてGDDR5 6GBを搭載する
GPU-Zによるステータス表示

ビデオカード本体をチェック

TITAN(上)とGTX680(下)のリファレンスモデルを比較。TITANの全長(ブラケット~最後部までは約267mm、高さ(カードエッジより下は含まない)は約95mm。GTX680よりほんの少し大きいだけだアルミフレームで構成されたボディには、高効率なベイパーチャンバーとブロアーファンが搭載されている
超ハイエンドGPUだが、リファレンスモデルのTITANはスタンダードな2スロット占有型。出力端子は最近のGeForce系と同じDVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1という構成。カード1枚で3画面出力させる「NVIDIA Surround」に対応する補助電源は8ピン+6ピンというハイエンドGPUらしいありふれた仕様。電源ユニットは600W以上を推奨する
TITANのチップはGeForce GTX 680より各段に大きい。メモリーチップは64Mbitチップを24個を実装する豪華なつくりだ。さらにその右側、電源回路は6フェーズも用意されている。メモリーの多さといい、ヘタなマザー並の装備になってきた感がある今回入手したTITANカードのGPU裏面。なんとも手作業感溢れるコンデンサの実装方法である

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