HTCは、来週に開幕を控えた「Mobile World Congress 2013」を前に発表会を実施。グローバル向けのハイエンドスマートフォンを発表した。
新製品の名称は「HTC One」。2012年登場のHTC Oneは「HTC One X」「HTC One S」などのバリエーションがあったが、今回はハイエンドモデルにこの名称がストレートに付けられた。
端末の性能、デザインともに大きく進化。ディスプレーは4.7型でフルHD解像度を持つ。HTC端末でおなじみのUI「HTC Sense」も一新。筐体はメタルでギャップゼロがアピールポイント。
HTC Oneの売りだった音楽とカメラの性能も強化されており、まずサウンドは「HTC BoomSound」という名称。本体前面の上下にあるスピーカーで横画面時にステレオサウンドを再生可能だ。一方、カメラは「HTC UltraPixel Camera」と名付けられており、従来の一般的なスマートフォンのカメラと比較して、300%の明るさを実現しているとする。
なお、発売が予定されているキャリアとして、ヨーロッパ/中東/北米/アジアの主要事業者がHTCのニュースリリースには記載されているが、残念ながら日本は含まれていない。
(新)HTC One | HTC J butterfly(参考) | |
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ディスプレー | 4.7型 | 5型 |
画面解像度 | 1080×1920ドット | 1080×1920ドット |
サイズ | 68.2×137.4×9.3mm | 71×143×9.2mm |
重量 | 143g | 140g |
CPU | Snapdragon 600 1.7GHz (クアッドコア) |
APQ8064 1.5GHz (クアッドコア) |
バッテリー容量 | 2300mAh | 2020mAh |