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スイッチ本体の制御部とは独立した処理機能を用意

スイッチでIPsec VPN!UNIVERGEに機能追加

2013年02月19日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp 

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 2月18日、NECはマルチレイヤスイッチ「UNIVERGE(ユニバージュ)IP8800/ S6700、IP8800/S6600」シリーズに、IPsec対応VPNソフトウェア「モジュール用ファームウェア(IPsec)」と、このファームウェアを動作させるプラットフォーム「サービスモジュールカード」を発表した。

IPsecファームウェアのプラットフォームとなる「サービスモジュールカード」

 サービスモジュールカードは、本体の制御部とは独立したパケット処理部を搭載し、スイッチング処理に影響を与えることなく、暗号化などの高度な処理を実現するという。また、突発的に発生し装置障害を起こすメモリエラーに対して、リアルタイムでエラー訂正を行なう機能を搭載。通信の安定化に寄与する。同社ではサービスモジュールカードの上で動作する「サービスモジュール用ファームウェア」のラインナップを拡充し、さまざまなネットワークサービスに最適なソリューションを提供していくとしている。

 製品価格は、「サービスモジュールカード」と「サービスモジュール用ファームウェア(IPsec)」を合わせて1150万円。

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