Windows 8のエイリアンはこんなに速い!
フルHDでもヌルヌル動く「ALIENWARE Aurora ALX」の性能に迫る (1/2)
2013年02月05日 11時00分更新
デルのゲーミングPCブランド「ALIENWARE」で、最高の性能を備えるフラグシップモデルとして君臨する「ALIENWARE Aurora ALX」。自作ユーザーがあこがれるメンテナンス性の高いケース、数多くのLEDが内蔵された本体など、見どころは多いが、やはりその一番の魅力は圧倒的な性能だろう。BTOで選択できるパーツも幅広く、予算や目的に合わせて柔軟に注文できるのもポイント。今回は、そのスペックの解説とベンチマークを使って実際の性能をチェックしていく。
「ALIENWARE Aurora」シリーズのWindows 8搭載機種には、
- ALIENWARE Aurora スタンダード
- ALIENWARE Aurora プレミアム
- ALIENWARE Aurora ALX スタンダード
- ALIENWARE Aurora ALX プレミアム
- ALIENWARE Aurora ALX プラチナ
の5モデルが用意されている(Windows 7も同じく5モデル)。この内の「ALIENWARE Aurora」は、天面にある自動開閉式の羽根やメンテナンス用の用意された本体内部は背面のLEDを備えない廉価版という位置付けだ。とはいえ、パーツ選択のメニューには「ALX」用のきょう体も選べるにようになっており、同列のモデルと思ってよいだろう。
CPUはオーバークロックでの動作OK
「ALIENWARE Aurora」で選べるパーツを見ていこう。CPUは、クアッドコアの「Core i7-3820」、6コアの「Core i7-3930K」、「Core i7-3960X」の3種類。独特なのは、通常の動作クロックを上回るオーバークロックでの動作を保証していること。たとえば、Core i7-3960Xでは、通常のインテル ターボ・ブースト・テクノロジー動作時で最大3.90GHzとなっているが、ALIENWARE Aurora ALXでは、最大4.00GHzと最大4.20GHzの2種類から選択できる。
メモリは最大32GB、ストレージとしては500~3TBのHDD、または256/512GBのSSDが選べるほか、RAID 0やRAID 1+0といった組み合わせでの注文も可能だ。光学ドライブはDVDスーパーマルチ、BD-ROM、記録型BDから選択できる。
ゲーミングPCの心臓部といえるグラフィックスボードは、NVIDIA GeForce GTX 690/680/660、AMD Radeon HD 7950のシングル構成のほか、AMD Radeon HD 7970/7850、NVIDIA GeForce GTX 680/660の2枚構成も選べる。ミドルレンジからハイエンドまで選択が可能と、予算に合わせて柔軟に選択できるのはうれしいところだ。
(次ページ、「ベンチマークで性能チェック」に続く)