サーバオンデマンドNEXTのセルフサービス追加やAXLBIT買収も発表
ビットアイル、最新Hyper-VとSystem Center対応のクラウド
2013年02月01日 16時00分更新
最新Hyper-VやSystem Center 2012 Service Pack1にも対応
2月1日、ビットアイルはプライベートクラウドサービス「CLOUD CENTER for Windows」において、マイクロソフトのハイパーバイザーの「Windows Server 2012 Hyper-V」および統合運用プラットフォーム「System Center 2012 Service Pack1」に対応し、2月1日に提供開始する。
CLOUD CENTER for Windowsは、Windows Serverを用いたクラウドサービスで、企業の情報システムや業務システムのプライベートクラウドとしての利用を想定している。ホストマシン1台からHyper-Vベースの仮想マシンを複数構築でき、Windows Serverの追加ライセンスも不要。また、運用管理に関してはSystem Center Virtual Machine ManagerをはじめとするSystem Center製品を利用できる。
今回は、最新のWindows Server 2012 Hyper-VとSystem Center 2012 Service Pack1に対応するほか、物理サーバーからクラウドへの移行を支援する「クラウド移行パック」や「バックアップ機能(仮想ストレージ/専用ストレージ)」「監視機能」などもオプションとして用意される。初期費用は5万円、月額利用料が15万円から。
セルフサービス型サービスを提供
また、IaaSサービス「サーバオンデマンドNEXT」においては、ユーザー企業自身がITリソースの管理を完結できるセルフサービスを追加するという。βサービスを2013年2月1日に開始。正式サービスは、2013年5月に開始する予定になっている。
あわせて、クラウド活用のコンサルティングやインテグレーション、SaaSプラットフォームサービスを提供するAXLBIT(アクセルビット)の株式を取得し、子会社化した。同社とビットアイルはこれまでも協業関係にあり、2009年よりビットアイルのアプリケーションベンダー向けのSaaSプラットフォームサービス「アプリケーションオンデマンド」の共同開発・運用を行なっている。