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使い手を選ばない高性能ぶり&使い勝手

はじめてのWindows 8にピッタリな変形タブレット「dynabook R822」

2013年01月30日 11時30分更新

文● 真島 颯一郎 写真●篠原孝志(パシャ)

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スペック以上の軽快動作を実感!

 前述の通りCPUはCore i5-3317Uで、スペック的にはいたって標準的といってよい「dynabook R822」。実際の快適度はいかばかりかをチェックしてみよう。

 まず「Windows エクスペリエンス インデックス」をチェックしてみると、ほかの同程度のスペックを持つマシンでも見られる、グラフィックスが弱めという傾向は出たものの、それ以外の項目はかなり高めの数値。定番のベンチマークソフト「PCMark 7」のほうも4000オーバーと、かなり優秀なスコアをマークした。

 また、オンラインゲームのベンチマークを試したところ、こちらも映像がカクカクする感じもなく、いたってスムースに再生。3D描写能力を測る「CINEBENCH」は、目につくような好結果ではなかったものの、よほど大きなマシンパワーが問われるゲームでない限り、十分に楽しむことができそうだ。

「Windows エクスペリエンス インデックス」の結果。グラフィックスは若干低めだが、それ以外の項目は、いずれも6以上をマークしている


「PCMark7」(上)と「CINEBENCH」(下)の結果。飛び抜けた評価ではないが、映像の再生やゲームプレイなどに支障はないレベルの性能を確保している

 「dynabook R822」はモバイルPCということで、特に気になるバッテリーの持ち具合だが、こちらは「BBench」を用いてチェック。「10秒ごとに10文字のキー入力」「輝度は最大」「動画をエンドレスで再生」という、電力を相当消費する状況下で、バッテリーの持ち時間を計測したところ、結果は約3時間21分だった。一般的な映画なら、余裕で観られる駆動時間を確保している。

コンバーチブルPCの本命モデル

 「dynabook R822」の実機をひととおり使ってみた印象は、重量・バッテリー容量に関しては、やや物足りないところはあるものの、そのマシンパワーはスペックから想像できるレベル以上ということだ。CPUはCore i5だがビジネスユースはもちろんのこと、それ以上にマシンパワーを要する動画視聴やゲームなどもサクサクこなせる。モバイル性に関する弱点をカバーして余りある性能を誇るのは間違いなく、外出時のマシンの持ち運びは稀だというユーザーなら、大本命となる1台と言える。

付属アプリの「Photoshop Elements 10」も軽快に操作できる、十分なマシンパワーを誇る

 以前紹介した同社の「dynabook Satellite T642」もそうだったが「Microsoft Office Home and Business 2010」をはじめ各種アプリケーションが付属しており、その用途の広さも大いにウリとなるところだろう。特にスタイラスペン(別売)を用いたペン入力にも対応している「dynabook R822」なら「Photoshop Elements 10」と併せて画像加工にも活用もできそう。

 また、従来までのノートPCスタイルでの使いやすさに関しても、「dynabook R822」は優れていた。コンバーチブルPCを試してみたいけど、その使い勝手に少し不安を感じるというユーザーには、十分に検討する価値がある。

「dynabook R822」。ノートPCとしても本格派のスペックで、ビジネス、プライベートを問わず、大いに活躍してくれる



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