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富士見iPhoneクラブ 第101回

緊張が走るプレゼンでもiPhoneとこのアプリでバッチリ

2013年01月26日 12時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する本連載。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。

 第97回の『Partly Cloudy』(関連記事)、前回の『Sooner: to do list & weekly planner』(関連記事)と、円グラフが特徴的なアプリを紹介してきたiPhoneクラブ。その流れで……というわけでもないが、今週も円グラフを使ったアプリ、『見えるプレゼンタイマー』を紹介したい。

今回は『見えるプレゼンタイマー』を紹介する

 その名の通りプレゼン用のタイマーとして使うアプリなのだが、特徴的なのが、内容をセクションごとに区切り、各セクションの時間配分を円グラフで表示するというもの。これによって、残り時間や経過時間だけでなく、全体のペース配分をわかりやすく可視化することができるのだ。

見えるプレゼンタイマー App
価格無料 作者Pieceture Inc.
バージョン1.01 ファイル容量607 KB
カテゴリー仕事効率化 ユーザーの評価(5.0)
対応デバイスiPod touch (4th Gen) / iPad Wi-Fi / iPad 2 Wi-Fi / iPhone 3GS / iPad 2 Wi-Fi+3G / iPod touch (3rd Gen) / iPad Wi-Fi+3G / iPhone 4 対応OSiOS 4.0以降

 アプリを開いたら、まず右上の歯車アイコンをタップしよう。すると設定画面が開くので、ここからセクションの追加や編集を行なう。新規セクションを追加したい場合は、画面に並んでいるセクションの間を上下に広げるようにスワイプするか、画面下の【+】アイコンをタップする。順番を入れ替えたいなら、動かしたいセクションをタップして長押しし、任意の場所にスワイプしよう。削除は、左右にスワイプすることで完了する。また、既存のセクションをタップすると、タイトルと時間を自由に編集できる。

まず画面右上の歯車アイコンをタップし、プレゼンの話すセクションを設定していく。セクションをタップすると、タイトルや時間を設定できる。時間は1秒単位で設定できるのもいい

セクションの場所を入れ替えたいときは長押し→スワイプ。新規にセクションを追加したいときは、その部分を上下に広げるようにピンチアウトするか、画面右下の【+】アイコンをタップ。セクションを削除するときは左右どちらかにスワイプすればいい

 設定画面の中央上にあるスパナアイコンをタップすると、設定したセクションが終わったときの、音声とバイブのオン/オフが切り替えられる。また、経過時間を表示する【カウントアップ】、残り時間を表示する【カウントダウン】の2つを選択することも可能だ。練習では音声やバイブでしっかり時間配分を確認し、本番では無音にしつつも、画面をちらりと見て配分を確認する……という具合に切り替えられるわけ。

円グラフのようなタイマー画面は設定した時間で色分けされるのでわかりやすい。再生/一時停止ができるほか、セクションが切り替わるごとに音や振動で知らせてくれる

設定画面のスパナアイコンをタップすると、設定したセクションが終わったときの、音声とバイブのオン/オフが切り替えられるほか、経過時間を表示する【カウントアップ】、残り時間を表示する【カウントダウン】の2つを選択できる

 セクションを設定し終わったら、画面左下の【◯】アイコンをタップし、タイマー画面に移行しよう。ここでは設定したセクションの時間配分が、円グラフのように表示されている。画面下のアイコンは、左から順番に「再生」/「一時停止」/「やり直し」になっている。再生をタップするとタイマーが始動し、残り時間(経過時間)を表示するだけでなく、円グラフの色が徐々に変わっていくことで、時間の経過が表示される。また、2本指で画面を左にスワイプするとセクションの最初に戻り、右にスワイプするとそのセクションをスキップする。

 プレゼン中にタイマーを見る場合、じっくり見ていては時間がもったいないし、聞く側の印象も良くないはず。そのため、さっと目を落とすぐらいにする人が多いだろう。円グラフでセクション別に分けて表示される本アプリなら、時間の経過だけではなく、ペース配分がうまくいっているか、あるいは話題を切り替えたほうがいいかといったことなどが一瞬で判断しやすい。なお、設定した時間が経過すると、超過時間の計測もしてくれるのもポイント。どうしても時間がオーバーしてしまうときは、セクションに割り振った時間を見直してみるのもいいかもしれない。


このアプリをオススメする覆面:じまPさん

 重要なプレゼンで、あらかじめ時間を計って練習しておくのは基本中の基本。しかし、ただのストップウォッチなどでは、今どのあたりを喋っているのか、あるいは時間配分はうまくいっているかなどが、なかなかわかりにくいもの。本アプリであれば、ちらりと画面を見るだけで、経過時間だけでなく、自分がどのあたりまで話すべきかをわかりやすく可視化してくれるので、とても便利。音声とバイブのオン/オフもできるので、練習・本番を問わずに活躍します。

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