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Apple Geeks ― 第102回

あのマツダが“カメラ”アプリ!―優れた企業PRアプリを考える

2013年01月25日 18時00分更新

文● 海上忍(@u_shinobuTELAS

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 本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。

 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。

 一口に「企業広報」といっても、いろいろある。主に企業活動を告知する「広報/パブリシティ」、商品/サービスの販売強化を目的する「マーケティング・コミュニケーション」など、目的やターゲットによって違いもある。すぐ思い浮かぶのはテレビCMや新聞/雑誌への出稿といった広告だが、やはり広報とマーケティングの2タイプあることに思いいたるはずだ。

 その企業広報の手段だが、時代の移り変わりとともに変化している。20年ほど前はアドバルーンをよく見たものだが、最近ではまれだ。タバコの屋外広告に至っては、法規制により見かけなくなった。前述したテレビCMや新聞/雑誌の広告は定着してはいるものの、広告全体におけるシェアは低下傾向にある(「2011年 日本の広告費」参照)。

 代わりにシェアを伸ばしているのがインターネット上の広告だが、それすらも数年で大きく変化している。今から10年ほど前までは、静止画像のバナー広告ばかりだったが、今やFLASHやHTML5を用いた動的なコンテンツばかりだ。Google AdWordsなど検索連動型広告、スマートフォンを主なターゲットとしたモバイル広告など、バリエーションも増えている(関連記事)。

 そして今、新しい広告媒体とし急増しているのがスマートフォンの「PRアプリ」だ。アプリであれば、画像や動画はもちろんインタラクティブな要素を盛り込めるし、App StoreやGoogle Playなど流通ルートも確保されている。アプリの開発コストを考慮しなければ、無料で消費者に届けることもできる。旬のものとして話題性も高い。特にITやAV機器メーカーの場合、自社製品のPRだけでなく「+α」の機能も提供できるとくれば、注目されないわけがない。

マツダが「流し撮り」アプリをリリース

 その「PRアプリ」も、とりあえず出してみました的なものは減り、目を見張る機能を持つものが増えてきた。たとえば、先日マツダが公開した「CARPTURE FOR DRIVERS」。アテンザなど最新モデルが話題の同社、伊アルファロメオの新型オープンカーの製造と一部の設計を受託するなどクルマ好きが目をむくニュースもあるが、このような気合いの入ったPRアプリまで投入してきた。一度アプリを試せば、PRアプリの域を超えたデキに納得するはずだ。

マツダが公開した流し撮り加工が可能なカメラアプリ「CARPTURE」。カーグラフィック監修の撮影ガイドまで収録しているセルフタイマーや水準器など、通常のカメラとして使う場合にもありがたい機能が用意されている
CARPTURE FOR DRIVERS App
価格無料 作者Mazda Motor Corporation
バージョン1.0 ファイル容量13.2MB
対応デバイスiPhone 3GS以降 対応OSiOS 5以降

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