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【フォトレポ】今度はようかん? オシャレすぎる「INFOBAR」

2013年01月24日 21時51分更新

文● ASCII.jp編集部

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 昨年のau冬モデル発表会のティーザーでチラ見せされた新型「INFOBAR A02」が、ついにお目見えした。台湾のHTC製で4G LTEに対応したauの春モデルである。スペックなどは速報でお伝えしたが(関連記事)、ここでは発表会の様子と写真によるフォトレポをお届けする。

 KDDIの田中社長のプレゼンでは、このINFOBARを「選べる自由の新しい選択肢」とし、「クラウドに触る、新しい感覚」を提供すると述べた。INFOBARはプロトタイプの頃にインフォメーション(情報)のバー(棒)としてネーミングされたという。2001年の初代の頃から「ケータイは電話だけでなく、情報端末」というコンセプトで作られてきた、性能もさることながら、そのデザイン性が高く評価されているシリーズである。田中社長は「今はクラウドの時代で情報があふれている。これからは情報との向き合い方もデザインする必要があるのではないか」と語った。

KDDI 代表取締役社長 田中孝司氏

歴代インフォバーの変遷を懐かしそうに語る

INFOBARのコンセプトのひとつを開設する田中社長

外見、UI、音の3つにそれぞれ担当デザイナーがいる

 その後、登壇したプロダクトデザイナーの深澤直人氏は「このデザインはINFOBARが当初から目指していたもので、ほぼ完成に近い」と語り、ゼリーのようにプニプニするUIを設計したインターフェースデザイナーの中村勇吾氏は「UIがカスタマイズできるので、ユーザーの個性を打ち出しやすいスマホです。自分だけのスマホ、という意識を持ってもらえると思う」と自信を見せた。

KDDI プロダクト企画本部の砂原 哲氏が登壇し、実際に触ってINFOBARのUIを披露した。また、最後に歴代INFOBARを並べ「縦のサイズが一貫して同じ」と、デザインに対するこだわりを見せた

プロダクトデザイナー 深澤直人氏

インターフェースデザイナー 中村勇吾氏

 最後の質疑応答では「なぜ春モデルはこの1機種なのか?」という質問が田中社長に向けられたが「感覚が研ぎ澄まされた人たちへ、われわれの今これからのコンセプトを提示する時期だと思ったから」と答えた。ただ、春以降には何らかの発表をするかと思うが、auの春モデルとしてはこの1機種のみでやっていくとも語った。

 auの今年のコンセプト、それがこのINFOBAR A02なのである。

トークショーは大いに盛り上がり、最後は田中社長も入れて3人でフォトセッションを行なった

デザインコンセプトは「ようかん」だった?
写真で見る「INFOBAR A02」

「INFOBAR A02」の主なスペック
メーカー HTC
ディスプレー 4.7型CG-Silicon液晶
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 約70×138×9.7mm
重量 約147g
CPU Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHzGHz(クアッドコア)
メモリー容量 ROM:16GB/RAM:1GB
外部メモリー microSDHC(最大32GB)
OS Android 4.1
LTE対応
WIN HIGH SPEED
無線LAN 2.4/5GHz対応
テザリング ○(8台)
国際ローミング CDMA/GSM/W-CDMA
カメラ画素数 リア:約800万画素CMOS(裏面照射型)/イン:約210万画素CMOS
バッテリー容量 2100mAh
FeliCa
ワンセグ
赤外線
防水/防塵 ○/○
連続待受時間(3G/LTE) 約450時間/約430時間
連続通話時間(3G) 約900分
カラバリ NISHIKIGOI/ICE GRAY/AOAO
発売時期 2月中旬以降

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