立川譲のこだわり(2)
「サーバーのことはまったくわからないけど、サイトができたらすぐに公開したい!」
ウェブサイトってサーバーにアップロードしないといけないんですよね? 僕、サーバー持ってないですし、レンタルサーバーを借りるのもメンドクサそう。そういうことがわからなくても、すぐにアップロードできたらいいですよね。
ポイント③
自分のサーバーがなくても「WebLiFE*サーバー」があるから安心
ウェブサイトは、HTMLファイルをFTPというソフトでウェブサーバーに転送して、初めてインターネットで見ることができる。つまり、サーバーとFTPソフトについても把握しないといけない。しかし、今回は問題ない。BiND6には専用のホスティングサーバー「WebLiFE*サーバー」が付いているからだ(パッケージによっては使用期間が異なるが、最大2年間無料)。サーバーのこともFTPソフトのことも知らなくてよい。公開設定をして「アップロード」ボタンを押せばすぐにインターネット上にあるサーバーにファイルが転送される。超便利なのだ。
「というわけで今回は気にしなくて大丈夫です!」
と胸を張ったところ、
「そうなんですか~」
という生返事が返ってきた。どうやらサイト作りに熱中しているようだ。
WebLiFE*サーバーは「ベーシックコース」と「プレミアムコース」がある。
ベーシックコース(月額980円)は1ファイルあたり100MB以内であれば、無制限にアップロードでき、Facebookページ連携機能も利用できる。個人向け、中規模サイトであれば十分な内容だ。
プレミアムコース(月額2980円)は、1ファイルあたり1GB以内なら無制限にアップロード可能。さらにショッピングカートが導入でき、メールアカウントも作り放題だ。もちろんベーシックコースの内容はすべて含まれている。ECサイトや少し大がかりなサイトを作るなら、こちらを選ぶといい。
値段は一般的なサーバーに比べると割高に感じる。しかし、サーバーを借りる手間が省けるし、さらに、最大2年間の無料利用権が付属されるので、断然お得感がある。
WebLiFE*サーバーの無料使用期間 | ||
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スタンダード版 | ベーシックコース 6ヵ月無料/プレミアムコース 1ヵ月無料 | |
プロフェッショナル版 | ベーシックコース 24ヵ月無料/プレミアムコース 3ヵ月無料 |
立川譲のこだわり(3)
「観客と交流するために、Twitterのタイムラインとか、投稿フォームを付けたい!」
せっかくサイトに作品を載せるんだから、ぜひ映画を観てくれた方から感想を聞きたいですね。あとは仕事の依頼がしやすいお問い合わせフォームもあると便利かも。でも、そういう機能ってないんですか?
ポイント④
パーツを選んで配置するだけで投稿フォームやSNSが付けられる!
外部のSNSと連携するには、ブロック編集画面からソーシャル系パーツを選ぶだけだ。Facebookのいいね!ボタン、Tweetボタン、Google+のボタンはセットで設置できる。Facebookのコメントタグ、いいね!を押した人のアイコン一覧、Twitterのタイムライン表示も、もちろん可能だ。Ustreamの放送画面、過去に放送したアーカイブの表示もできるので、一通りのSNS連携機能は揃っている。
投稿フォームも同じようにブロック編集画面から選ぶ。フォームはお問い合わせ、アンケート、ご意見フォームなど5種類用意されている。質問項目は追加・削除もできるので、自分に合ったフォーム作成が可能だ。人によっては必要な情報とそうでないものがあるので、このあたりの選択ができるのはうれしい。
「いただいた感想には返事をすることもあるので、アドレスは入れてもらった方がいいような……」と今まで以上に真剣に考えながら質問項目を選んでいく。