SHIELDはTegra 4の省電力性能により、ゲームなら約5時間、ビデオ再生では約20時間とかなりのバッテリー駆動時間を持つようだ。発表時の映像をよく見ると10000mAh程度の電池(38Whと読める)を備えており、タブレット並みの電池容量があるようだ。「ゲーム時の発熱は大丈夫?」とピーターセン氏に質問したところ、「低消費電力だから大丈夫」と回答された。実情が気になるところだ。
残念ながら実機に触れる機会はなく、重さや価格も具体的に示されなかったが、SHIELDはまず北米市場で2013年6月までに投入されて、その後は世界で展開するという。ユーザーサポートを綿密に行なうために、NVIDIAからの直販形式になるとのことで、同社はSHIELDに大きな力を入れているようだ。
しかし、2012年のCESでTegra 3が発表された際には、「ASUSTeKから249ドルでタブレットが登場する」と発表されて話題を呼んだものの、実際にそれが「Google Nexus 7」として登場するまでは、かなりの時間がかかった。Project SHIELDはその反省をもとに、発表から発売までのタイムラグを短くしたかったのかもしれない。
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