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A5サイズの手帳より小さい超ミニデスクトップPC

3万円以下でお手軽ファイルサーバーを構築できる「Endeavor NP31S」

2013年01月15日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎 写真●篠原孝志(パシャ)

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本体性能は“価格なり”な印象

 さて、Endeavor NP31Sの気になる点は、やはりAMD デュアルコア E1-1200 APUの導入だろう。並行動作をスムーズに実行できるとともに省電力性なども優れ、ノートPCに搭載されることが多いプロセッサーなのだが、その実際の実力はいかばかりのものであろうか。

 まず「Windows エクスペリエンス インデックス」をチェックしたところ、結果のほうは以下のとおりに。さらにPC総合ベンチマークソフト「PCMark 7」、3Dベンチマークソフト「CINEBENCH」でもベンチマークを取ってみた。結果は下の写真のとおり。省電力性、スペース性と価格を考慮すれば、妥当なスコアと言えるだろう。

「Windows エクスペリエンス インデックス」の結果。プロセッサーとグラフィックスに、若干物足りなさを感じる

「PCMark 7」(右)と「CINEBENCH」(左)の結果は以下のとおり。スコアは低めではあるものの、動画の視聴などはスムーズ

 実際に使ってみると、動画サイトなどもカクつくことなく視聴ができるし、並行してサイト閲覧やほかのアプリケーションを立ちあげても、ストレスなく動く。一方、ゲームソフトのベンチマークも試してみたが、こちらは映像はかなりカクつきが見られ、快適動作には程遠かった。

 本格的な動画編集やゲームなどを楽しむには物足りないが、オフィス系のソフトの使用から動画サイトの閲覧あたりまでなら、十分快適に使えるといったところであろうか。

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