本体性能は“価格なり”な印象
さて、Endeavor NP31Sの気になる点は、やはりAMD デュアルコア E1-1200 APUの導入だろう。並行動作をスムーズに実行できるとともに省電力性なども優れ、ノートPCに搭載されることが多いプロセッサーなのだが、その実際の実力はいかばかりのものであろうか。
まず「Windows エクスペリエンス インデックス」をチェックしたところ、結果のほうは以下のとおりに。さらにPC総合ベンチマークソフト「PCMark 7」、3Dベンチマークソフト「CINEBENCH」でもベンチマークを取ってみた。結果は下の写真のとおり。省電力性、スペース性と価格を考慮すれば、妥当なスコアと言えるだろう。
実際に使ってみると、動画サイトなどもカクつくことなく視聴ができるし、並行してサイト閲覧やほかのアプリケーションを立ちあげても、ストレスなく動く。一方、ゲームソフトのベンチマークも試してみたが、こちらは映像はかなりカクつきが見られ、快適動作には程遠かった。
本格的な動画編集やゲームなどを楽しむには物足りないが、オフィス系のソフトの使用から動画サイトの閲覧あたりまでなら、十分快適に使えるといったところであろうか。