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iPhone 4からいわゆるガラケーに戻った編集者のつぶやき

年の瀬に「バック・トゥ・ザ・フィーチャーフォン」の理由

2013年01月04日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部 オオタニ

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 あけましておめでとうございます。突然ですが、ASCII.jp編集部オオタニは、これまで使っていたiPhone 4を年末に機種変更しました。新しい端末は、iPhone 5でも、最新のAndroid端末でもない。なんと2年前に発売されたフィーチャーフォン。そんな「バック・トゥ・ザ・フィーチャーフォン」の事情とその顛末とは?

お父さんに2台持ちはつらい

 この2年、オオタニはiPhone 4(ソフトバンク)とGALAXY Tab(NTTドコモ)の2台持ちであった。当初は両方ともデータ通信サービスを使っていたが、これだとけっこうランニングコストがかかる。しかも、昨年の6月に月月割による割引が終了し、コストが上がってしまった。当たり前だが、お小遣い制のお父さんにとって、やはり2台持ちはつらい。しかし、どこでもメールやWebを使える便利さはなにものにも代え難く、データ通信料金を抑える方法を模索し始めた。

 そこで、2012年の夏にiPhone 4のパケット定額サービスを毎月定額の「パケットし放題フラット」から、「標準プライスプラン パケットし放題 for スマートフォン」に変更した。標準プライスプラン パケットし放題 for スマートフォンは、パケットし放題フラットに比べて上限が上がる代わりに1029円/月からスタートできる。そして、データ通信は画面の大きいGALAXY Tabのみに絞り、iPhone 4ではデータ通信の設定をオフにし、完全に音声端末として使うことにしたのだ。S!メール用のアドレスをほとんど通知していないからできた芸当ではあるが、これによりデータ通信分の料金を削減。ホワイトプラン、S!ベーシックパック、標準プライスプラン パケットし放題 for スマートフォンの下限料金の合算で済むようになったわけだ。毎月5000円弱のNTTドコモとあわせて毎月8000円程度で収まるようになった。

iPhone 5でも、最新Android端末でもなく

 転機が訪れたのはつい先日で、なんとiPhone 4が壊れてしまったのだ。故障したのはどうやらマイク。すぐに気がついたわけではなく、複数の人からの電話を受けて、向こうの声は聞こえているのに、こちらの声が聞こえていないという事態が何度も続いたことでようやく気がついたという間抜けな顛末である。通話は多い方ではないが、さすがに年末年始使えないのは不便と言うことで、急ぎ対応が必要になったわけだ。

 普通に考えれば、iPhone 4のマイクを修理すれば済む話だが、機種変更してからすでに2年半。ちょっと別の端末に変えてみるかという考えが頭をもたげてきた。

 順当な選択肢として挙がるiPhone 5はコネクタ形状が変わってしまったため、「ND-S10」(オンキヨー)など過去の周辺機器が使えなくなってしまうのでバツ。AndroidはGALAXY Tabで散々使い倒しているし、最新端末はやはり高い。そんなことを思いながら、池袋のビッグカメラで目に付いたのが、色鮮やかなシャープのフィーチャーフォン「PANTONE® Softbank 001SH(以下、001SH)」である。

10色のPANTONEカラーのフィーチャーフォン「Softbank 001SH」

 型番からわかるとおり、001SHは2010年の冬モデルで、発売からすでに2年経っている。懐かしい折りたたみ式で、タッチパネルがないかわり、テンキーがある。昔はみんなこれだったんだよなと感心する。よくまだ売っていたなあと思うが、さすがに置き場所はブースの端っこだ。軽いし、PANTONEのコラボケータイなので、カラーリングがビビット。2年前のモデルなので、価格もお手頃だ。iPod Touchも愛用しているので、iPhoneアプリはこちらに移せばよい。

 そして、001SHを選んだもう1つの理由は、以前から愛用しているBluetooth対応の腕時計である「i:VIRT」(シチズン)の対応機種だからだ。音声やメールの着信を振動で知らせてくれるどころか、メールの一部まで読めるi:VIRTの便利さは尋常ではなく、2年半前にiPhoneに切り替えたことをちょっと後悔したくらいだ。とはいえ、i:VIRT自体はすでに5年前の製品なので最新機種をサポートしていないのは致し方ない。001SHは現在店頭で売っている機種のうちで、i:VIRTがサポートしている最後の世代なのである。

愛用のBluetooth腕時計である「i:VIRT」ではメールの本文も読める

 さっそく開店間際で人の少ないカウンターに行き、iPhone 4からの機種変更を係の人にお願いする。本当は紫に近いビビットピンクがよかったのだが、発売後2年経っているだけに色は選べず。でも、グリーンは美しく、十分満足だ。

 料金プランは一部変更した。従来の標準プライスプラン パケットし放題 for スマートフォンは1029円が下限だったが、ソフトバンクのフィーチャーフォンの場合、下限が390円からという「パケットし放題S」が選べる。データ通信を使わないオオタニは迷わずこれを選択し、端末も一括購入にした。月月割も適用されるので、多少通信・通話しても1500円を超えないはずだ。端末の初期コストはかかったが、ランニングコストはピカイチといえる。

 SIM等の更新後、ノベルティの「お父さんフタ付きマグカップ」と一緒に001SHが戻ってきた。さて、久しぶりのフィーチャーフォンライフの始まりだ。

お父さんフタ付きマグカップと001SH

フィーチャーフォンは実はフューチャーフォンだった?

 スマートフォン全盛期の現在から見ると、フィーチャーフォンは過去の遺物のような気がする。しかし、改めて使ってみると優れた機能が満載だ。もともとシャープの922SHを使っていたこともあり、使い勝手や機能の豊富は理解していたものの、スマートフォンより優れているのでは?と思える部分も多いと感じられた。

 たとえば、着信すると背面のディスプレーに相手が表示され、着信相手ごとにランプの色すら変えられる。端末自体に録音する簡易留守録があるので、いちいち留守番電話サービスに接続しないでもOK。ワンセグだって観られる。そんなフィーチャーフォンでは当たり前の機能も、iPhone 4には望むらくもない。Android端末に比べても、なにより軽いし、バッテリーの持ちは圧倒的に長い。多機能ケータイ(フィーチャーフォン)ではなく、実は未来のケータイ(フューチャーフォン)だったのかと勘違いするまでは行かないが、スマートフォンで失ったモノがいっぱいあったのも確かだ。

 ということで、音声通話はフィーチャーフォン、データ通信は7型タブレットという組み合わせは、コスト面でも機能面でもなかなかオススメ。最新スマホに熱くなるもよいが、一度冷静になって「バック・トゥ・ザ・フィーチャーフォン」を選択肢に入れてはどうだろうか? こんなこと言ったら、電アススマホ部に怒られるかな?

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