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12年国内スマホ出荷台数、50%増の797万台

2012年12月28日 00時38分更新

記事提供:通販通信

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 IT専門調査会社のIDC Japanは12月26日、2012年第3四半期の国内モバイルデバイスの出荷台数を発表した。

 調査結果によると、12年第3四半期の国内スマートフォン出荷台数は、前年同期比50.2%増の797万台となった。この結果、国内の全携帯電話端末出荷に占めるスマートフォン端末の出荷比率は72.1%に上昇。この市場拡大の要因として、スマートフォン需要が先進ユーザーに限らず、一般ユーザーへも着実に浸透していること、「iPhone 5」を中心とした注目度の高いスマートフォンが市場投入されたことが挙げられる。

 タブレット市場は、スマートフォン市場と同様、大幅なプラス成長を記録し同6.8%増の101万台まで拡大。同市場が急成長を続ける要因として、LTE(4G方式)搭載のタブレット端末の登場によりアンドロイドOS搭載端末の出荷が伸び、先進ユーザー層への浸透が進んでいるとした。

 今後の見通しは短期的に見ると、スマートフォン需要は引き続き好調を維持する可能性が高い。また、タブレット市場はiPad miniのような注目度の高い端末の登場により、引き続き需要は拡大傾向の見込み。タブレット市場は16年で780万台を予測した。

 ■「調査結果」(http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20121226Apr.html

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