シーン設定・撮影モードが充実
インスタントキャプチャが便利なAscend
まずはAscendから。12種類もあるシーン設定だが、珍しいものではナイトスナップ、シアター、ビーチ、雪といったあたり。シーンの内容が具体的だ。
さらにシーン設定とは別に撮影モードも充実しており、このなかにある「バースト」というモードは連写機能となる。「撮影効果」と顔の撮影用のエフェクトもある(これはインカメラや動画の撮影でも使える)。
高速起動のチェックは、アプリメニューのカメラアイコンをタップしてから撮影できるようになるまでをストップウォッチで計測したところ、約1.5秒とさすがに早い。
高速撮影(撮影間隔)については、シャッターを押してから次のシャッターが切れるまで。通常の「シングル」モードだと遅く2~3秒台。しかしAscendには撮影モードに「インスタントキャプチャ」があり、これに切り替えると1秒を切る。最速は0秒77だったが、これくらいの速度になるとポンポン押しながら撮影できる。若干遅れはあるもののシャッターボタンを連打して撮影することも可能だ。
ほかにも露出、彩度、コントラスト、画面の明るさを「画像調整」でできるようにしていたり、カメラに力を入れているのは感じる。だからこそ手ブレ補正がないのはなぜ? と思う。フォーカスを合わせる時の音は「ウィーウィー」と鳴るタイプ。個人的にはピピッと軽く音が鳴ってくれたほうがうれしい。
また画像編集機能はAndroid標準のギャラリーから編集とトリミング、動画はMovie Studioを使う。このあたりもせっかくカメラに力を入れているのなら一工夫がほしかった。
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