Amazon純正の7型タブレット端末「Kindle Fire HD」「Kindle Fire」が18日に発売。アキバ店頭でも販売がスタートしている。取り扱っているのはソフマップ秋葉原本館とソフマップリユース総合館などのソフマップ各店のほか、エディオン秋葉原本店などの大手量販の各店。
価格は「Kindle Fire HD」の32GBモデルが1万9800円で16GBモデルが1万5800円、「Kindle Fire」(8GBモデルのみ)が1万2980円だ。
9月にアキバで海外版が登場してから早3ヵ月、Amazonが販売するAndroidタブレット「Kindle Fire」シリーズの国内販売がスタートしている。7型IPS液晶ディスプレーを搭載する製品で、ラインナンプは1280×800ドットの上位モデルKindle Fire HDと、1024×600ドットのKindle Fire。
Kindle Fire HDの主なスペックは、CPUがデュアルコアの「OMAP4460 1.2GHz」、メモリー1GBなど。タブレット製品として初めてデュアルアンテナ技術MIMOや、「ドルビーデジタルプラス」に対応するステレオスピーカーを搭載。ストレージは16GBと32GBの2モデルが用意される。
もう一方のKindle Fireは、CPUがデュアルコアの「OMAP 4430 1.2GHz」で、メモリー1GB、ストレージ容量は8GBモデルのみ。詳しくはこちらの発表記事や過去の発売記事を参照していただきたい。
取材した店舗ではいずれのモデルも在庫がある状態。ソフマップ秋葉原本館では2Fフロア入口付近に特設コーナーを設置しており、実際に動作を確認することもできる。ショップスタッフによれば、「Nexus 7の対抗馬として注目度は高く、問い合わせも多い」とのことで、取材中もコーナーは人の波が途切れない状態だった。Androidをベースに独自のカスタマイズが施されたUIなどユニークな点も多いだけに、購入前に一度店頭で確認してみるのも悪くなさそうだ。