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やり方も教えます、オリオスペックでTrinityの殻割りに成功

2012年12月19日 23時15分更新

文● 増田

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 オリオスペックで、殻割りに成功したAMDのTrinity「A4-5300」を展示中だ。同店スタッフが挑戦して見事成功したものだという。

殻割りに成功したAMDのTrinity「A4-5300」。オリオスペックのスタッフ氏が見事に成功

 一部ハイエンドユーザーの間で話題となっている“殻割り”。そもそも冷却向上を狙いIvy Bridgeを対象に行なわれていた改造行為だが、最近ではAMDのTrinityに施すという例も後を絶たない。そんな中、オリオスペックのスタッフが見事に成功。割られて“殻”と分離したCPUを実際に見ることができる。

殻割りに成功したCPUは同店で見ることができる。挑戦を考えている人は参考にするのもよい

 同氏によると分離作業はカッターナイフではなく磁気カードを使用したとのこと。初めに、ヒートスプレッダの一部が接着されていない部分に差し込み、あとは時間をかけて徐々に剥離させていったという。
 ちなみにコアが剥き出しなったAMD製CPUは、かつてのThunderbirdを彷彿とさせるが、実際にnoctua製CPUクーラー「NH-L9a」を乗っけて温度計測をしたところ、BIOS表示で50度(ヒートスプレッダ装着時は55度)だったとのこと。
 同店によると「コツなどは教えることができる」とのことなので、興味のある人は聞いてみるとよいだろう。

分離作業はカッターナイフではなく磁気カードを使用。ヒートスプレッダの一部が接着されていない部分に差し込み、あとは時間をかけて徐々に剥離させていった

【取材協力】

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